子々孫々へ受け継ぐ法人

相続・教育・次世代

夫婦別々に法人を持つ我が家

夫婦で財産を一緒に管理するのは非常によろしくないと思う。
夫婦の財布は別であるべきだ。

最後は他人の関係なのだから、
財産は別々に管理すべきだと思う。
特に夫婦共働きでマンションを買い、ダブルローンで物件のも
夫5分の3、妻5分の2などという謄本を見ると吐き気がしてくる。

なぜ人生において若い時の判断が、一生変わらないと断言できるのだろうか?
関係が終わる可能性もあるのに。

と、いう訳で、我が家は夫婦別財産である。
私の法人は100%私が株式を保有しているし、
妻の法人は100%妻が株式を保有している。

当面離婚するつもりはないが、
将来はどうか分からない。
私の気持ちも変わるかもしれないし、
妻の気持ちも変わるかもしれない。

それは不誠実だということではなく、
人間の意思なんて、簡単に変わってしまうものであればこそ、
毎日、相手を尊重して、一生懸命関係を維持する努力が必要なのだ。ということである。

とはいえ、2つの法人をいつまで別々に維持するか

しかし、私も妻も不老不死ではない。
性能は日々劣化していく人間である。
近い将来老後、そして死に向けた準備もしなければならない。

どこかのタイミングで2つの資産管理法人を整理しなければなるまい。
あと28年(私が70歳)が期限だと思う。
その頃には長男も40歳となり、
末っ子も35歳である。

その頃には夫婦のアセットも5億円程度、
借入もゼロに近いと思う。
誰か1人くらい承継してくれるヤツがいてもいいなと思っている。

親の財産分与ごときで揉めるような30代、40代になってもらっては困る。
くれぐれも教育には手を抜けない。

私が70歳になるまでには、
息子のいずれか、の法人に私と妻の2法人を合併させて、
私は死ぬまでの退職金でも貰おうと思う。

そうやって代々、積み上げた資産を承継させて行って欲しいと思う。
私は勤め人大家で恐らく人生を終えるだろう。
もっと有能な次の世代が私のやり方を更新していって欲しい。
無能な次世代の時は守りに徹して減らさぬよう努めれば良い。

つづく