女性は資本主義ゲームにおける難易度が高いのか?

資本主義の分析

女性は歴史上虐げられてきた。

女性は古代では父親や夫の所有物として扱われてきた。
現在でも、
妻に対する強姦は成立しえないという法制度を取る国も多い。
今、現在でさえ、そんな状況である。

それに引き換え、日本における男女平等の進展は先進国の中でも、
最も早いと思う。
1945年に選挙権を与えられて以降、
現在ではほぼ対等である。

歴史上これほどまでに女性が権利を得た状態はない。

女性の社会進出を男性が阻んでいるのか?

これは嘘である。
男性は全くもって女性の社会進出を阻んでいない。

諸外国と比較して女性の政治家の割合とか、
国務大臣の割合が低いことを指摘する声もあるが、
この原因は男性が女性の社会進出を阻んでいるからではない。

そもそも女性が政治家になろうとしていないし、
リーダーになりたいとも思っていないだけの話である。
社会構造の変化には時間がかかる。

起業だってできるし、
社長にだってなれる。
単純に社長になりたい女性が男性と比較して少なかったり、
起業する意思がある割合が男性の方が高いだけである。

まあ、大企業や政治家に女性枠を設けることは、
過渡期にあっては導入してもいいとは思う。
しかし、導入したとしてもいずれは廃止すべきである。

なぜならば、これは「法の下の平等」に反するからだ。
男性を差別することになるからである。

女性も男性も欲張ってはいけない。

私はそう思う。
『男性は家事をしない、育児協力をしない。』
という社会の声は確かにある。
事実として育児は母親が負担することが多いのも事実だ。
その意味で資本主義ゲームにおける女性の難易度は高いのかもしれない。

しかし本質はそこではない。

そもそも、自分で「出産・育児」という人生を選択している。
言い方は悪いが勝手に産んでおいて、
資本主義ゲームの難易度が高い。
と言うのは自縄自縛である。

男性であろうと女性であろうと、
結婚、マイホーム、育児は資本主義ゲームで勝つためには
「回避」すべきなのである。

思うに、女性は「なんでもかんでもうまくやろうとして、無理をする」
傾向があると思う。
マルチタスク能力に優れていることは認めるが、
出産もしたい、仕事もバリバリやりたい(勤め人と言うのが笑えるが)、子供の教育、
旅行などなど。

全部うまくやろうとする人が多い気がする。

そのしわ寄せに「夫」に対して、
平等な育児負担を求めてくる。

オスに対してメスと同じ機能を求めてくるのである。
そしてこれは社会的正義として世の男性の頭上に振り下ろされるのである。
当然、従順な男性かつ、育児にストレスを感じない男性しか家族を維持できなくなる。
結果として、離婚率は高くなる。

メスが本能的に魅力を感じるオスは
「女性に従順で育児に適性があるオス」ではないと思う。
本能的に魅力を感じるタイプのオスは多分真逆だと思う。
(私はオスなので知らんけど)

本能に従順な女性ほど、「女性に従順で育児に適性があるオス」とは結婚しない。
結果、シングルマザーも増えるのだ。
社会が「家族」を前提に設計されているので、
その枠から外れたシングルマザーは結局貧困化する。

本能を抑えて、理性で結婚相手を選ぶ女性が、
動物としては劣等性である男性と子供を作っているような気がする。

話がそれたが、

男も女も「子供という資本主義ゲームにおけるハンディを背負う」ことを
選択したら、言い訳をするなということだ。

若く、出産能力が最適な時期に子供を産みたいのであれば、
当然、経済的に優れた男性をゲットする必要がある。
そして経済的支援を受けて安心して育児に専念するという方法もある。
(私が女性ならそうするだろう)

何でも間でも手に入れたいと思うのは間違いだ。
欲しいものを手に入れたいと思ったら対価を払わなければならぬ。

私は3人の子供と引き換えに自分の経済的自由の先送りという対価を払った‥‥。
その支払はまだまだ続く‥‥。

つづく