大家専業だと堕落する問題

勤め人卒業関連

専業大屋で規模が拡大しきったら?

仮に私が資産規模10億円、CFが3,000万円に到達したとする。
リフォームは外注、客付は管理会社。
まさに勝手に資産が増加していくステージに至ったとする。

勤め人は卒業して、低ストレスの世界に入り、
自由な時間を手にするだろう。
ジムへ行って、事業の勉強をして、日々自己研鑽に励むことができるだろうか?
これは難しいと思う。

実際X(Twitter)を眺めていると、
自堕落な生活をしている大家アカウントも見られる。
なれた大家業で、自分の得意分野だから事業規模を拡大させることは容易だ。
それを多少行った上で、自分の趣味に耽溺して、
ストレスフリーすぎる生活をしている人もいないわけではない。

これはいかん。
Xで発信している人はまだ良い。
単に自堕落に落ちてしまっている投資家もかなりいるような気がするし、
自分もそうなる自信がある。

私の勤め人仕事の寿命は平均より短い。
60歳を待つことなく、
退職せざるを得ない状態となるだろう。
特に役員への昇格ができていない私はなおさら早い。

若く、人件費が安く、長時間稼働できて、PCスキルも高い人材を採用したほうが
企業としては有利だ。
私一人の給与で二人採用できるわけだから、
当然である。

大家業としては半端ではあるものの、
食っていくには十分な基盤ができている。
しかし!
私は大家業だけで満足すべきではない。
子孫のためにもただの金持ったニートのオヤジ化してしまってはならぬ。
そんな問題意識があって、今日は新規事業を考える時間を確保した次第である。

SAT経済圏の構築

今考えている事業は
〇清掃業
〇エアコン設置、電気工事
〇内装
〇庭師

などである。
ちょっとした勉強でおそらく可能な商売だ。
次は

〇農家
〇飲食店
〇小売

飲食店はない。
小売もない。

農家はあり得る。
千葉の郊外にはイチゴ農園がかなり、ある。
コメはやらない。
コメは農機具の投資がかなり必要で、
岩手の実家で集約したほうがいい。

運送業はあり得るかもしれないが、
運送よりはロジスティックス(配送基地)のほうが好きだが、
これは大家業に近い。

やはり一番手ごろなのは
個人的に好きな
〇清掃業
ここからスタートして電気工事、内装へ広げていくのがいいと思う。
要するに近所の便利屋的な立ち位置である。
地方豪族化のキーワードは物々交換であり、
人的ネットワークだ。
不動産、貸金業、岩手の農業をつなぎつつ、便利屋でコミュニティを構築していきたい。

千葉市は日本有数の大都市であるが、ちょっと外れると、
デカイ土地や家が余っている。
ここで小さいバンを買い、内部に清掃アイテムを満載していつでも出動する。
機動力を重視した高齢者が多い近隣の便利屋的ポジションである。
高齢者の自宅売却のニーズも早期にキャッチできるかもしれない。

基本的には大家業部門でやっていけるので、
採算性よりも売上高を追うスタイルで拡大したい。
まずは郊外に5P可能くらいのスペースがある広めの中古住宅を狙いたい。

まだ下のムスコ二人が小学生なので、
コイツらの適性を見極めるまでは勤め人を続ける。
下のムスコが中学を出るのがあと6年。
私も50歳であり、ちょうどいいタイミングだと思う。

今は勤め人を続けながら、体を鍛えておく。
とにかくストレスが大敵だ。
今まで勤め人卒業が目的だったが、
専業大家はダメだ。
体や人を使うビジネスに進んでこそ、
適度なストレスと共に、自分の人格を磨くことができるのだ。

当分貸家を増やしながら具体的なビジネスプランを作っていきたい。

つづく