何かと思ったら。
最近になってようやく著書を読んだ厚切りジェイソンさんが炎上している。
というので何かと思って掘ってみたら、
なんてことはない、アメリカの株価が下がって、
インデックス投資を推奨していたジェイソンさんに批判があったらしい。
くらだらねー。
と、思ったが、ジェイソン氏がtweetを削除したことで、
火に油を注いだらしい。
詳しいことは分からないが、
この一件から分かることがある。
「それはジェイソン氏は投資家ではない」ということであろう。
インデックス投資に信念をもっていれば、
値下がりに対しても、「よくあること、淡々と積み立てを続けなさい」
と言えばそれで終わること。
ジェイソン氏は、「ヤバイ、仕事(芸能活動等)に影響スル!」
と、思ってtweetを削除したのだと推測する(勝手ですみません)。
インデックス投資に対して、
「断固たる決意」はないのだと思う。
本業で稼ぎ、節約して、余剰金はインデックス投資する。
と言うのが彼の生き様なのだ。
これは良いことであり、
否定的なニュアンスがないことを申し添える。
厚切りジェイソン氏が、インデックス投資を「推奨」
したことは認めるとしても、
誰かから手数料を得て推奨したわけでもあるまい。
本の印税やら、芸能活動に役立ったことは間違いないとしても、
相場が下がって、一時的に含み損になったことまで問われることはない。
まあ、人気商売なので、開き直るのもどうかと思うが、
tweetを削除する必要はなかったのではなかろうか。
(どんなtweetを削除したのかはしらんけど。)
そもそも投資に信念と言うものがあれば、
批判されてもウィットに富んだ切り返しができる人なので、
それをせずに撤収したということは、投資に対する想いはその程度だったということだと思う。
インデックス投資に信念をもって取り組むバカはいない。
分散投資は無知に対する備えである。
と、有名な投資家も言っている。
一方で、優秀なるファンドマネージャーもインデックス投資を上回る
パフォーマンスを上げ続けることは至難。
とも言われている。
その意味で、投資にそもそも興味がない人向けの投資がインデックス投資なので、
インデックス投資に信念をもって真剣に取り組む人はいないのである。
ジェイソン氏は、仕事と節約に全力投球している。
浮いたお金に対して無関心ではないものの、無関心でいられる範囲で最善の投資としてインデックス投資を採用していたのである。
個人投資家で著名なCis氏も不動産投資に対して
「罰ゲーム」と語っている。
一方で株式投資に関しては深いこだわりがある。
本気でやっている人はインデックス投資などで納得できるはずがないのである
ガチでやれることは1つに絞ったほうがいい。でも勤め人だけはダメだ!
ジェイソン氏が芸人、
Cis氏が株式投資、
著名な大家が不動産など、
主戦場は自分の得意分野1つに絞った方が良い。
しかし、勤め人特化はおススメできない。
学歴、コミュ力、専門分野、マネジメントなど、
勤め人として出世していく道はハードすぎる。
無論、芸人、株、不動産1本と言う道もハードだ。
そこで、中途半端な人間であればあるほど、
勤め人大家(スモールビジネス)と言う道が最善であることが分かる。
しかし、両方中途半端でいいと言う意味ではない。
両方セミプロになる必要がある。
勤め人としては出世を捨てて、1つの分野の専門性を高めて
他の人材が入り込めない領域に展開する。
大家としても、平均的な大家程度の投資、管理能力を持つ。
DIYスキルやデザイン力で差をつけても良いが、
何よりも平均以上の投資、管理能力を持つことが大事だ。
勤め人大家(ビジネスオーナー)のハイブリッドの長所は、
勤め人特化型のトップには勝てないが、
勤め人特化型のほとんどには圧勝できるのである。
勤め人のトップは30代で1,000万円程度の年収。
50代では2,000万円を超える。
しかしハイブリッドでも30歳で
勤め人600万円+不動産400万円を作ることが可能だ。
勤め人トップ層になるためには難関大学卒の学歴と、就職活動で難関を突破することが必要であるが、ハイブリッドにはその必要はない。
ハイブリッドを続けていけば、50代には専業大家への道が開けてくる。
そのままハイブリッドを続けて、定年まで行くと、
間違いなく富豪になれる。
勤め人特化トップ層が、退職金を減らしながら再就職するのを尻目に
小さいながらもオーナー企業の経営者という地位を持てる。
ヒトの主力商品見る時は何者か?を正しく理解する必要があるぞ。
厚切りジェイソン氏は、勤め人から芸人に進化した節約家である。
(投資家ではない)
聖丁師匠は、オーナー経営者(起業家)である。
SAT(私は)勤め人大家である。
加藤ひろゆきさんは専業大家である。
特に経済面からヒト様を判断する際には、
主力商品を見極めるポイントが重要だ。
ジェイソン氏は、投資家ではない。
投資家ではない。
芸人で成功した人が、その知名度のレバレッジを使って、
芸風を広げ、本を売ったと言うだけである。
本質は節約がウマい芸人さんである。
聖丁師匠は何といっても起業家である。
その発信力に惑わされてはいけない。
本質は起業家なのだ。
起業家なのに発信力「も」あっただけで、本質は起業家である。
私は無論勤め人である。大家でもあるが、勤め人だけならその辺によくいるオッサンである。大家としては一本では生活すらままならない。
加藤ひろゆき先生も、ラジオパーソナリティや文筆家として脚光を浴びているが、
本質は専業大家である。
要するに何で食ってるか?
メインの収入源が何か?という点をしっかり見ておく必要がある。
ジェイソン氏を投資家と見てしまったら、インデックス投資が良いものであるかのように誤る。
聖丁師匠を情報発信者だと見てしまうと、聖丁の立ち上げるビジネスが非常に難しいものに見えてしまい、ビジネスを立ち上げるのが難しく思えるだろう。
加藤ひろゆき先生もたまたま大家でありながら、ブログやラジオの才能もあったのである。大家としての収入が恐らく主砲である。
話が散らかってきたのでマトメる。
〇分散投資は無知への備えであり、インデックス投資は他の投資が出来ない人がやるものだ。
〇ジェイソン氏を批判している人は、そもそもインデックス投資も全く理解しておらん。
〇ジェイソン氏は投資家ではなく、芸人であり、節約家である。
〇情報発信する人の主力商品(収入源)を見極めて、学ぶポイントを見極めよう。
以上だ。
私からは是非、勤め人として鵺のような生き方をする方法、
大家としては平均的である方法を学んでほしい。
つづく