勤め人にも「いい勤め人」と「悪い勤め人」がある。

Lappet-faced vulture (Torgos tracheliotus), South Africa
勤め人卒業関連

何事にも例外がある

ここまで来たら、モウダメダー!
と、思うまで勤め人を続けようと思っているSATです。
おはようございます。

聖丁ラジオのリスナーでありながら、
世帯年収〇千万円を突破しながら、
勤め人を卒業しないのはなぜか?
それは私の勤め先が素晴らしい会社だから。
つくづくそう思う。

私はただ、単純にいいご主人様に拾われたのである。

仮に、1社目、2社目、3社目の勤め先に
私がまだ勤務していたとする。
100%辞めている自信がある。

勤め人だから全部悪いわけではない。
40歳を過ぎても1,000万円にも給与が満たず、
9時5時で帰ることができない、
さらに有給休暇も消化できないような企業で勤め人をしているのであれば、
私はさっさと辞めてしまう。

ハイスペ()の給与、ホワイトな労働環境、オモロイ仕事
これらが満たされているから、
色々考えた結果、勤め人を続けているのである。

インフルエンサーの情報発信としては、
「勤め人卒業」と、キャッチーでシンプルなキーワードにしなければ、
伝わりにくい。
これは仕方のないことだ。

しかし、聖丁ラジオも結局、「一生懸命生きようぜ」
という本当のテーマが後から掘り起こされてくるのだ。
最初から「一生懸命生きるラジオ」
なんて言ってたら、人が集まらんのだ。

良い企業に勤めることが出来たら、辞めることはない。

残念ながら「運次第」である。
他人のことは自分がどうしようもないのと同じく、
他人が経営している企業も、労働者ではどうしようもない。

良い企業(高給、低ストレス)に入り込むことが出来たのであれば、
定年まで居座るのはとても良い戦略だと思う。
私も不可能ではあるが、定年まで居座ることが出来れば、
社会保険料は勤め人として納付できるから、
俺の法人、嫁の法人では社会保険に加入する必要がない。
勤務先を利用して社会保障制度に乗り続けることができる。

教育を含めたあらゆる生活費は勤め先に負担してもらうことができる。
俺の法人&妻の法人を安定的に育てることが可能だ。

不安定な事業基盤の法人収入だけで、
エイヤ!
で、勤め人を辞めてしまうことも可能だが、
勤め人を長く続けて、
事業基盤がガチガチになってから、
ゆっくり自分の事業に移行する方が良い。

経営者の
「切った張った」の世界が好きで
不安定でも大勝負がしたいなら、さっさと勤め人に見切りをつけて、
経営者の不安定な世界に飛び込むのがよろしかろうが、
私はそうでもない。

総合商社の仕事は知らんが、
そのような「良い企業」に入ることが出来たら、
これは現代でも間違いなく「勝ち組」である。
零細経営者なんぞよりも、
ハイスペ勤め人+ビジネスの方が高収入だし、
間違いなく仕事もエキサイティングだ。

ハイスペ勤め人が低偏差値ワンルーム業者にハメられる現象


有名な高給企業、医者にも、不動産屋にハメられて、
クソ物件を売りつけられる「間抜け」がいる。

これを法的に保護して、
「間抜け」に無条件の解約権などを与えたりしたらどうなるか?

「階級の固定」が生じる。
要するに、無能な者が富を維持できる状態となる。
これは資本主義的にはかなり痛い。

賢い人間が富を集めると、
革新的な商品を生み出すことがあり、
その商品が結果的に世界中を豊かにすることになる。

しかし、無能が富を集めると、
自分の快楽の為に浪費してしまう。

であれば、「バカ」から、「有能」へ富を移転する、
自動的なシステムが必要になるだろう。
その意味で、ネズミ講だろうが、詐欺だろうが、
一定の価値はあると思う。
度が過ぎるモノは法的に規制されてしかるべきだが、
過度に規制すると世の中が窮屈になる。

この前提に立って、
自分の快適な立ち位置を決めるのである。
私は残念ながら、富を集める商品の構築能力が低い。
超ハイスペ勤め人ができる程、勤め人適性も高くはない。

そこで、
平凡な勤め人能力と、平凡な大家能力を組み合わせて、

ソコソコの勤め人&ソコソコの大家

そんな状態を作り出せている。
しかし、どちらの分野でもトップクラスではない。

かといって価値相対主義に陥ってはいけない

人それぞれ、
皆違っていいじゃない?
結局みんな好きなように生きればいい。

そういう意味ではないので気を付けてほしい。

明らかに有利なやり方、不利なやり方、
これは確かにある。

マズイのは、
〇勉強が得意でもないのに、一生懸命「学校のお勉強」をすること。
〇三流大しか出られなかったのに、一流企業を目指してしまうこと。
〇ブラック企業なのに、その企業で働き続けてしまうこと。
〇勤め人一本しかないのに、新車、新築の家、豪華な結婚式、バカ息子への莫大な教育費を負担してしまうこと。

勤め人と起業家では明らかにルールが起業家有利に整備されているのは間違いない。
勤め人適性が低いと判断したら、
起業家側に回る。
起業家側も厳しいと判断したら勤め人+大家のハイブリッドに切り替える。
など、資本主義社会全体を俯瞰して、
自分が有利に戦えるポジションを探し、移動することが重要だ。

ただし、ポジション探しにも期限がある。
「若いうちに決めろ」ということだ。
ホワイト企業も30代前半までしか、入り込むことは難しい。
なぜならば既得権に座った40代は動かないからだ。

起業家も60歳で始めたら遅い。
体力で20代の起業家に負ける。

チンタラやっている暇はない。

まずは動くことだ。
動き、結果を見て、可否を判断して、
可であれば進む。
不可であれば転進する。
これを早く回転させることで、
1日も早く自分が至適と思えるポジションを確保するのだ。
そのポジションを得たら、そこでドンドンデカくなればいい。

つづく