外国首脳との会談中にスマホを見る心理
私は本来社交的な人間ではない。
1人でいたい人である。
でもなぜか、生徒会やら、チームリーダーには祭り上げられることも多くて嫌だった。
俺は外国の首脳会議に参加してスマホを見ていたゲル氏の気持ちが分かる。
どうせあと数か月しか総理じゃない。
交流したって意味ない。
所詮俺は安倍さん、麻生さんとも違うし、外国語堪能な岸田とも違う。
あーつまんねー。
そういう心境だろう。
分かる。
大いにわかる。
私もパーティー的なイベントは大嫌いだ。
5人以上の飲み会はそもそも話が散漫になるし、名前は覚えなきゃいけないし、
気を遣うので嫌だ。
親戚との食事でさえ嫌なのだ。
そもそも成人して以降、親戚に助けてもらったことはない。
助ける一方だ。
見返りもねぇ。
見返りが欲しいわけじゃないが、せめて礼の電話1つもするもんだと思うが。
被災した従姉に5万母親を通じて渡したが、何の連絡もなかった。
まあ、落ちぶれた自分がみじめで、私に連絡するのがはばかられたのだろう。
私は、田舎のオジサンが息子らにと、お年玉を送ってきたので、
わざわざ電話をしたものだ。
別に貴様からお年玉をもらう筋合いはないのだが。
まあ、オジサンは余命いくばくもなかったので、
自分の息子が困ったときには助けてくれという趣旨で、私の子供にお年玉をくれたのだろう。
まあ、そういう、惻隠の情というヤツは私も持っている。
それでもなお、私は親戚の付き合いでさえ嫌なのだ。
会社のパーティ的なイベントも何が面白いのか分からんし、
何の実利があるのかも理解できない。
恐らく何かあるのだろうが、私はそういう人間なのだ。
だからこそ、ゲル氏のこのふるまいは大いにわかる。
ただ、衆人環視の下、これを実行する勇気はない。
逆にそこまで開きなおってしまったゲル氏。
ちょっとかわいそうだ。
本来批判が鋭いだけの人間だ。
自分でヤレ!と言われたらこのザマである。
何の特徴的な政策もない。
ただ、流されているだけ。
それでも疲れるから、国際会議でこういう雑なことをする。
血統的エリートの安倍総理、麻生総理にはない。
東大落ちて私の先輩になった岸田総理はマジメな人だから、
外国語も勉強しただろうし、国際会議でのふるまいも無難だった。
さて、ゲル氏である。
オヤジは東大法学部出の政治家だが、
この人は慶応だ。
慶応である。
あの、慶応だ。
慶応は政財界の子息が多い。
偏差値は高く維持しているが、本当に優秀なのは政財界の子息ではない。
まあ、そういうところなのだと思う。
慶応はブランドイメージで売っているが、内容が伴わない大学である。
正直慶応卒で優秀なのは一般受験組だ。
ちなみに早稲田では内部進学でも尖ったヤツが多い気がする。
優秀とは言わんが、尖っている。知らんけど。
ゲル氏は兄弟唯一の男の子で親の期待を一身に背負って政治家になったが、
総理になった時点で燃え尽きてしまったのだ。
総理になって何かしたいわけじゃない。
安倍総理に退陣を迫ったときが彼のピークであったのだ。
出世を目指した人間の末路
出世が目的のヤツはこうなるのだ。
社長になりたい!という、なることが目的の人はなった瞬間、
それで終わる。
社長になって〇〇をするのだ。
と、社長になることが通過点であるべきなのだ。
政治家であれば、総理総裁になって、〇〇の政策だけは断行する。
その覚悟がいる。
結果的には日本を衰退させて外資に売るという、
最低の目的を持っていた、小泉純一郎氏。
実際郵政を民営化して、アフラックの保険を売らせている。
目的を達したのだ。
ひどい目的であっても、総理総裁が手段である人は、
そこから、動ける。
間違った情熱でも人は動かされる。
アドルフさんがいい例だ。
情熱は正しいと過っているとに関わらず人を動かす力を持っている。
まあ、小泉純一郎のような、間違った目的がなく、
総理がゴールで、あとは適当に退陣するだけのゲル氏は適任だ。
どんどん自民党が腐って、次の参院選でも議席を減らすだろう。
そうして、日本は二大政党制の間違いを改めて、少数政党の連立という世界に戻る。
そもそも日本が輝きを放っていた時代はずっと、地方豪族の乱立という時代と、
それを緩やかに統合していた政権の時代だった。
早く群雄割拠の時代に戻った方が良い。
地方で競争して、勝ち上がった者がさらに争い、連立政権のトップに座る。
馬鹿なことをしたら優秀な地方権力者に引きずり降ろされて、交代。
そういう時代になってほしい。
私は出世を目指さない
私は勤め人として出世したいとは思わないから出世しない。
出世して、他の大企業の勤め人と仲良くしたいと思わないのだ。
40歳まで勤め人を続け、60歳まで続けたいような思考の人間とはそもそも哲学が違う。
話をしても何も面白くないし、ゴルフでも行かされたものなら、
帯状発疹が出る。
だから、そもそもやらん。と、言う。
それでも無理やり引きずり出そうとする動きもあるから嫌なのだ。
ゲル氏も結局、女性総理なんてふざけんな!
という反対票がたまたま集まる場所に立っていたから総理に「なっちゃった」
だけで、本来、その器ではないのである。
進次郎もそうだ。
そもそも総理になって対米追従政策を推進するという目的しかない。
その意味ではゲル氏でよかった。
私もゲル氏に似ている。
総理総裁、上司の器ではないのだ。
私の目的は、SAT家の永久的な繁栄だ。
それ以外にはない。
会社として㈱SATをデカくしようとも思わないし、
社員も要らない。
一族が、仲良く、適当な距離感で協力して、豊かに繁栄し続けるコミュニティを構築する。
これ以上の目的はない。
勤め人は手段だ。
不動産も手段だ。
目的は、SAT一族の繁栄だ。
忘れずにまい進したい。
をはり