仮想通貨はどうですか

一昨日はREITはどうか?という話をしました。

借金や減価償却が使えないので現物不動産に劣るという結論でしたね。
仮想通貨はどうか?
という意見もありましたので私の見解を。

私はブロックチェーンというものが何なのか分かりません。
なんとなく、安全性を高めるための工夫的なものなんだろうなとは想像していますが、
こういうものを勉強する暇があったらおそらく
私の5号物件がなぜ再建築不可なのか勉強するほうが先です(笑)。
なんとなく道路には面しているのですが、建築基準法上の道路でなく、
近所の面倒な人が非協力的だ。

程度の理解でお茶を濁したままにしてあります。
結構私はその辺りは雑に買ってしまいます。
家賃は入ってきていますし、別に

「ここを通るじゃねえええ!」

と騒ぐ地権者がいるわけでもないので、

「まあ、そのうち誰かがまとめようと動くんじゃないか?」
「それがなくても別に家賃で10年もったら回収完了」

という、投資回収の感覚で持っているわけです。

また話がそれました。
仮想通貨ですが、仮想通貨は値上がりを期待して買うものだと思っています。

買って、祈るタイプの投資ですね。

この手の投資はやりません。
お天気にBIDして晴れだった倍
雨だったら半分みたいなギャンブルと同じではありませんか。

それと比較すると利用価値のある土地。
これは固い。
東京駅前から皇居辺りまではおそらく三菱地所が大量に持っているわけですよね。
あのオフィスに入っている企業が莫大な利益を生み、
賃料を払うわけです。

想像してみたらゾクゾクしますね!

それに引き換え仮想通貨は毎月のキャッシュフローを生みません。
毎月チャリンチャリン入らないものはあまり意味がないです。
なぜならば私たち人間は毎月チャリンチャリンと支払う必要があるので、
その「出る」チャリンチャリンに対応する「入る」チャリンチャリンが
必要なのです。

3年に1回バコーンと値上がりするかもしれませんが、
私たちは3年に1回山ほど食べれば3年食べなくてもいいわけではありませんし、
携帯料金は毎月払うわけです。
電気ガス水道等のライフラインも毎月支払いがありますよ。

ですから、毎月チャリンチャリン入ってくることは大事なわけです。

おまけに仮想通貨は下がることもあるわけですし。
であれば仮想の通貨ではなくて現実の不動産を買ったほうがいいですね。
少子化とかいいますけど、今入居している50歳のおばさんはあとは30年生きるわけで。
30年経ったら投資金額の3倍回収できているわけですから。

あとは土地が無価値になっても相続放棄してお国にお返しすればいいわけです。

「少子化だから不動産がやばい」っていいますけどね。
人が生きるためには場所が必要なのですよ。
生きるために必要なものは商売になるのです。

マクロ経済学者にでもなったつもりなのかもしれませんが、
東京を見てください。

「人がごみのようだ」
と言われるほどひしめき合って都心に通勤していますよ。
これらの人が衣食住を求めているわけです。
これらの人々はあと何年も生きることに思いを馳せてみてはいかがでしょう。