スルガ銀行の水門が締まって死ぬ不動産屋たち
水戸大家さん
が、廃業したのは象徴的な事例でした。
三為業者さんが次々廃業していくのですが、
ラットレースから脱出して経済的自由を手に入れよう！
と、言ってる不動産屋が一番ラットレースなんじゃないかと。
融資が締まったら猫に食われるようにサクっと死んでます。
カネは残したまま逃げているのでしょう。
沈没船から脱出できるのは頭が良いネズミだけです。
そして次はカス物件を掴んだ投資家の破綻が始まる
彼らから不動産を買った投資家は
今後どうなるのでしょうか？
毎月毎月返済期日がやってきて、
まさに自転車操業で返済をしているのでしょう。
最近、楽待にしても健美家にしても
物件提案メールが山のように届きます。
価格はまだ高いです。
まだまだ物件価格は高いぞ！
何故か？
それはカス物件をつかまされた投資家が
残債務（＝借金の残高）以上の値段で売ろうとしているからです。
売却理由が「資産処分」
ってこれ築2年じゃん！みたいな物件情報ありがとうございます。
速攻でゴミ箱行きです。
売れなくなってくると、
返済が追っつかなくなって期限の利益喪失。
その後は銀行主導での処分（任売、競売）が始まります。
我々賢明なる投資家、
特に本業の勤め先がある我々、
最強の勝ち組である
勤め人＋アルファ（不動産）投資家は
スターバックスでカフェラテのVentiサイズでも飲みながら
じっくり阿鼻叫喚の不動産市場を眺めていればよろしい。
東京大空襲のようなもの
アメリカが無差別に市民を虐殺した戦争犯罪である
第二次大戦中の主要都市の爆撃を思い出しましょう。
今はアメリカの戦略爆撃機が出発する前の状態です。
偵察機が偵察がてら機銃掃射をして民間人を殺して遊んでいるような状態です。
不幸にして機銃掃射で死んだ民間人が彼らです。
彼らをハメた業者たちは稼いだカネを隠して廃業しました。
水戸大家さんも当然隠し持っています。
そして本格的な戦略爆撃機による爆撃が始まる前に逃げてしまいました。
次に戦略爆撃機による爆撃が始まります。
売るに売れない投資家たちが、先を争って売り出します。
戦略爆撃機とは銀行の回収です。
ガシガシ回収していくことで、
さらに焼け死ぬ投資家が続出することでしょう。
まさに東京大空襲です。
不動産価格は下落を続け、投資家の破産、銀行の赤字決算が相次ぐでしょう。
それが実態経済迄波及するかは未知数ですが、
影響がゼロと言うわけにはいかないでしょう。
賢明なる投資家が市場を席巻する
そして東京が焼け野原になった後、
満を持して我々賢明なる投資家が出陣します。
まるで川越城に籠城する北条綱成の援軍に駆け付ける
北条氏康のように颯爽と登場して、市場を席捲します。
空襲前に逃げたネズミも復活してきて、
自分がしてきたことを忘れたような顔で
不動産ビジネスを再開することでしょう。
いつか来た道
我々はこの光景を見たことがある
そう、私もリーマンショックを29歳の時にこの目で見ています。
あの時何が起きたか、
何をしていた人が一番悲惨だったか。
その後何が起きたか。
アーバンコーポレイションや
中堅の不動産デベロッパーが倒産し、
建設途中のマンションが放置されていたあの光景です。
当時私の勤務先も倒産しました。
決戦の準備はいいか？
あの時カネはありませんでしたが、
今度は多少決戦資金もたまりつつあります。
金融機関取引の練習もし、
設立した法人も来年5月で3期目となり、
3期連続黒字です。
満を持して焼け野原となった東京を買い占める
決戦の準備はよろしいでしょうか？
バフェットに言わせると
SEXしたくてウズウズしている時にハーレムにやってきた
そんなタイミングがすぐそこに迫っています。
まだだ！まだ買うな！
繰り返しますが、
今はまだ、高値で物件をつかまされた投資家が
借金を返せる値段で売ろうとしているタイミング、
真面目にやっている不動産建設会社が、
在庫が売れなくて、
仕掛かり物件をどうしようかと右往左往している状態です。
ソーシャルレンディングで延滞が発生しているのはそういう事です。
まだ買い場ではありません。
買い場とは「任意売却物件」
と銘打った物件がゴロゴロ出てきたタイミングです。
水に落ちてもがいている投資家が完全に水死するまで
手を出してはいけません。
ちゃんと死んだ後、死体にくっついている財布をはぎ取るのが
賢明なる投資家なのです！！！
まとめ
株についてはどう動くか知りませんが、
そろそろリーマンショック的な奴が来るタイミングではないかと思っています。
不動産はそんな動きをするんじゃないかなあと、
多少煽る感じで書いてみました。
まだまだ買うタイミングではありません。
ここからまだまだ下がります。
十分に下がり切ってからじっくり買いに行きましょう。
バーゲンセールはもうすぐですから、
現金を貯めておいてください。
よろしく！