イージーモードの資本主義

自己資金の稼ぎ方

勤め人として無駄な時間を浪費してきたことが白日の下にさらされた。

Withコロナで、本当に必要な仕事しかしなくなって久しい。
それで十分仕事が回っているのだから、
今までどれだけアホな命令に振り回されてきたか‥‥。

人生を無駄に浪費させられてきたことに愕然とする。
勤め人をやっていると、
一番ツラいのが「上司のアホな作戦に従うこと」である。
「その作戦まず失敗する」
と思ってはいるが、言えない。
言ってもいいことはない。
無駄にモメても給料は上がらないので、
失敗すると思いつつ、作戦を遂行する。

案の定、失敗する。
しかし、上司はさほど怒らない。
上司自身もうまく行くとは思っていないことが分かる。
要するに何もしないわけにはいかないから、
上司の上司に対して
「やってますアピール」
をしているのだ。

壮大なる無駄である。
そんなことを繰り返して、
給料をもらってきた。
私の人生は何だったのか?

コロナのお陰で仕事の裁量の幅がグイっと広がった。
無論私の判断が常に正しく、これ以上は改善できない。
と、思うほど完ぺきではないが、
仕事に関しては40過ぎて未だに現場仕事なので、
情報は私が一番持っており。
同じ仕事だけ15年以上やってきたので、
おおよそ判断は誤らない。

今、とても効率的に働いている。

勤め人の仕事は情報を集めて判断は上司にさせること

何をするにも勤め人は決められない。
決定権は常に経営者にある。

勤め人の仕事は経営者が判断しやすい情報を提供することにある。
商談をしていてもその場では何も決められないのである。

これを面倒だとか、裁量がないと嘆いてはいけない。
そんな裁量を持ってしまうレベルの勤め人は「役員」クラスであろう。
自分がオーナーでもない会社で役員をやるのはバカバカしい。
雇われ経営者で成果が出せるなら自分で商売した方がいい。

エクストリームサラリーマンなど幻想である。
そんなものはソコソコ稼いでいる中小企業オーナーの1万分の1しかいないのだ。
「ユメからサメナサイ」

勤め人は成果を出してもリターンに反映されない。
それは嘆くべきことでもあるが、
会社が倒産しようがなんだろうが、給与は保証されている。
ということとトレードオフの関係にある。

生きているだけで腹は減るし、
子供は教育費が毎月かかるのであるから、
生活コストを賄うためにとりあえずは給与に依存するのは間違ったことではない。

権限があろうとなかろうと、勤め人をやり切るのだ。

それにつけてもコロナ下のホワイト勤め人は貴族である

特にコロナの影響があまりない業界
(公務員、生活必需品関連)
で、ホワイト企業に雇われている、
そして政府の要求に従って、リモートワークなんか推進しちゃう会社に勤めていたら、
もう貴族である。

生活費が保障され、
リモートワークでストレスフリー。
(私のことだが)
こんないい生活がそうそう長く続くわけはないと思っていながら、
当面(2,3年)は続きそうな気がしている。

この状況を利用しない手はない。
ありあまる余剰労働力を自分のビジネスに突っ込むのだ!
特に若い人はこのタイミングでどんどん攻めてタネゼニを貯めることが必要であろう。

ちなみに私はもうそんな元気はない。
無資産であればもっと馬力も出るだろうが、
今ある資産を回しているだけである程度アガリがある状態なので、
無理して加速したいとも思わない。

愛人を作ろうとすればもっと金(カネ)がいるだろうが、
嫁は美人であるし、そこまで性欲旺盛でもないので、
女をガソリンにして加速するのは難しい。

私は既に勤め人としても高給ホワイト企業のてっぺんまで上り詰めたし、
不動産もある程度持っている。
この2つをぶん回していくだけで恐らく人生安パイである。

まだこの段階まで来ていない若者達はこの貴族生活をエンジョイすることなく、
自分の商品づくり、拡大に勤しんで欲しいと思う。

つづく