為替介入をしたらしい。

社会問題

2022年9月22日政府が24年ぶりの為替介入を行ったとのこと。

3兆6,000億円程円を買ったらしい。
専門家ではないのでよくわからないが、
円を買う主体は日銀であるが、
ドルを売って円を買うのだから、
ドル資産を日銀は持っているということになる。

2022年5月27日付では外貨資産の総額は8兆3,064億円らしい。
それほど多くのドル資産はない印象である。

財務省はどれだけ持っているかもデータがあった。
外貨準備は1兆2,920億ドルもある。
財務省が持っている外貨準備を売ればいくらでも売れそうではある。
ただ、米国債を売ると発言すると殺されるところを見るとそれほど派手にはできない気もするが…。

政府が円安を抑えようとしていて
日銀が低金利を維持しているので、
日銀と政府が逆のことをしていると言う節があるが、
私は全くそうは思わない。

円安に伴う景気後退は中期的にはデフレ化を促進する。
物価は確かに上がるが、
民間の収入は増えていないのだから、
高くなったモノを買った分、何かを買わずに我慢することになるのだ。
そこで金利を上げて資金調達を苦しめたら破綻するに決まっている。

政府日銀の対応は悪くはないと思う。

リフォームコストが高い。建築コストも高かろう。

まあ、大きな話はそのくらいで良いとして、
日本で大家業をするというのは非常に苦しい情勢となってきた。
国民窮乏政策を進める以上は家賃が上がらぬ。
家賃(=売上)が上がらない状況で、
コスト(リフォーム、建設)は上がるので、
粗利が取れなくなる。

いかに低コストで貸家を仕上げるかの勝負だ。
やはり基本は安く買って→最低限のリフォームで、そのまま貸す。
これしかない。

いかに仕入れるか?
いかにリフォームを抑えるか?

なんだこれ結局デフレ型不動産投資じゃん!
物価が上がっているからインフレだ!
というアホな発想は捨てよう。
これは悪性インフレである。
好景気にともなうインフレではない。

読みを誤ったことをすると私も即死する可能性がある。
ただでさえ間抜けな経済評論家が、金利を上げろと言っている。
そんなことをされると私の変動金利も上がってしまう。
危ないこと限りない。

投資は抑えて、借金を減らす。支出を減らすのが最善だ。

というわけで、こういう危ない時期には慌てて動かない方が良い。
転職したり、大型物件を借入で買ったりするのは非常に危ない。

今は地震が起きて揺れている状態だと思う。
コロナが収束するかどうか?
ロシアが核兵器を使うか?
資源高が落ち着くのか?
全く読めん。
不動産も高止まりしている。

この地震の影響で、足腰の弱い企業がまだまだ倒産していくと思う。
それがどうハネてくるか全く読めぬのである。

現金を厚めにして、
じっと様子をみるのが最善である。

つづく