妻の息子への過干渉問題

相続・教育・次世代

中学1年生はもう子供ではない

妻は息子に過干渉が過ぎる。
やれ携帯で遊びすぎるだの。
ゲームをやり過ぎるだの。

私が息子なら怒ると思うが、
息子は怒らない。
立派な人間だ。

ただ、いう事は聞かないようだ。
母親の指示に従わない。
まあ当たり前のことだが。

そうなると妻は私に愚痴を言う。
非常に面倒である。
いい加減に子離れしなければいけないのに、
母親と言うものは過干渉するようだ。

ちなみに私は次男だったので、
それほど干渉された記憶がない。
私の母親は看護師だったので忙しかったという理由もあると思うが。

妻からの相談には回答する必要がない。

息子の生活態度が悪いとか、
忘れ物が多いとか、
いろいろ妻から相談されるのだが、
これに解決策を提示してはならない。

妻は生活態度を改善させることや、
忘れ物をしなくなることを我々には一切期待していない。
彼女たちの目的は報告である。
言うこと、伝えることが目的の80%である。
残りの20%は「適切なリアクション」だ。
具体的な解決策を提案しても、困るだけだ。
男性はついついやってしまいがちなので注意して欲しい。

具体例

妻「息子がずっとゲームばかりやって勉強をしないのよ!」
夫「なんだって?それはいかん、勉強しないとゲームを出来ないようにしよう!」
妻「え、ええそうね」

これはあまりよろしくない。
普通の会話である。
出来れば「ええっ!ずっとゲームばかりやって勉強しないのか!」
と、繰り返すだけでよいだろう。
そうすると会話が続く。
言っておくが何の生産性もない会話が続く。
「そうなのよ!、このままじゃ私立中学に入れなくなるかもしれない」
「〇〇君は毎日勉強しているって言ってるらしいわ」
などなど、延々とどうでもいい会話が続いていくのだが、
それでいい。
相槌を打っておけばよい。

具体的な相談に至るまではずっと相槌を打っておけばよい。
逆にそれ以外をしてはいけない。
妻たちは話すことでストレスを発散しているのであり、
相手が聞いていようが聞いていなかろうが実は構わない。
相手が「聞いているように見える」これで100%十分である。
機械になったと思って応答しよう。

間違っても彼女たちから得られた情報を元に事実を推測して、
解決策を立案してはいけない。
恐らく情報は断片的で主観的であり、情報としての価値はゼロだ。
そんな情報を元に立案した解決策はタダのゴミである。
子供に問題があるというなら具体的にどういう状況なのか?
現場を見るしかない。

正直中学生にもなれば、自分でなんとかできる年齢である。
違法行為以外ならば何をしようが放っておくのが良い。
それができない母親というのは実に哀れなものだと思う。

つづく