不動産事業に辿りついたきっかけ

考え方

私、24歳まで司法試験を受験していました。

しかしちょうど翌年からロースクール(法科大学院)制度が始まる。そんな時期でした。

実家が裕福でもなかったので、法曹の道は諦め、就職することにしました。

少しでも法律の知識を活かそうと思って債権回収会社(サービサー)に入社。

当時(2005年頃)は金融機関に不良債権がたくさんあり、大量の債権が売却されておりました。

その債権の担保処分を含めた債権回収が私の仕事なのですが、

担保に結構ワンルームマンションがありました。

融資実行時の書類を見ると、当初購入時は数千万円のマンションです。

それを購入時の7掛以下の数百万円でドンドコ処分していきました。

仕事柄、担保不動産売買の取引に立ち会うこともあるのですが、

その際担保物件の買主から、不動産を買う理由を聞いたことから

不動産は面白いと直感しました。

その後、芦沢晃さんの著書などを読み、知識を積み重ねながら

中古ワンルームから投資をスタートしたというわけです。

結局カネも信用もなかったので、実際に投資用といえる物件を買えたのは2008年です。

なんと妻の預金を出して貰って頭金にして、勤続10年の妻に借入をして貰って買いました。

まあ、その話は後日していきますが、不動産をはじめたきっかけは勤務先(サービサー)の影響というわけです。

入社した後は毎日以下の書籍を読み、サービサー法に詳しくなっていました。
あまり役には立ちませんでした!