東大法学部以外は人間扱いしない宮沢喜一という人

資本主義の分析

早稲田慶応は人にあらず、初対面の官僚には
「キミは何学部出身かね?」

というエピソードがある。
無論、宮沢喜一先生は東大法学部卒である。
(理科三類)はどうなんだろう。
という疑問はさておき、
この宮沢先生も既にあの世に旅立った。

あの世でも東大法学部卒の学歴は通じるのだろうか。

さて、そんな宮沢先生の後継者は
宮沢洋一という「甥」らしい。
当然東大法学部卒である。

その宮沢(洋一)先生の政治資金管理団体が、SMバーに交際費を支出していた。

それは10年前の話だ。
まあ、個人の性癖の問題だから、どこに行こうがどうでもいい。
しかし、SMバーへの支出を政治資金管理団体の支出として
経理処理したのは杜撰である。

これは「事務員が行ったので私が行ったのではない」
と言ったところで通らない。
貴殿の政治資金管理団体ですよね?
という話なのである。

だが、今回の話の本質はそこではない。

このSMバーはおそらく、私的経費の付け替えだ

私が推測するに、このSMバーへの支出は政治資金管理団体が支出したカネではないと思う。
宮沢先生の言う通り、事務員か誰かの領収書だろう。
それを政治資金管理団体の経費として利用するために集めたものの1つだと
私は思っている。

経営者も実際よくやるだろう。
今期は儲かったので、キャバクラの領収書を大量に集めて、
交際費の上限まで計上する。
これの一種だ。
実際、昔キャバクラ的な店の女性と仲良くなった時に、
領収書を親しい客に配っていたのを見たことがある。

宮沢先生の事務所の事務員が「通常業務」として
行っていた、架空経費の収集に
間違ってSMバーが混入していたのだろう。

実際、事務員が行ったのであれば
「ああ、これはマズイ」と思って除けておくだろうが、
このSMバー、おそらく普通の店と変わらない店の名前だったのだろう。
それでそのまま付けてしまったのだ。

事実は間違いなくこれだ。
個人の副業ではできないが、法人を作ると、
こういう経費もしっかり所得から控除できる。
それが良いところだ。

給料の2,000万円と、事業者の2,000万円では、
自由度が違うのである。
まあその話は今回の主眼ではない。

政治団体には相続税も贈与税もかからない

これだ。
政治家が代々世襲で存続できるのはこの「政治団体」にカネをぶち込んで、
相続できるからなのである。

この政治団体はなんと年間5,000万円の寄付までは贈与税がかからないのである。
10年で5億だ。
親の政治団体から、子の政治団体への寄付も可能だ。

私はおそらく70歳くらいになったら市議会議員にでも立候補するだろう。
これは現職の議員に限らず、候補者でOKだ。

これは相続税の抜け道だ。
そして、重要なことだが、
この抜け道は『ふさがれない。』
なぜならば、政治家が使うからだ。

私は勤め人でありながら、
中小企業の優遇税制を使うという裏技を使っている。
当然、その蓄財は、
次世代に相続させるが、
その際には政治団体を使わせてもらう。

悪いが100%合法である。
これはだな
ある程度の金持ちには抜け道がしっかり用意してあるという話だ。

頭の悪い貧乏人の財産は国家が召し上げる。
ゼロから出発しろwwww
ってことだな。

ひでえ話だが、世界は残酷なんだ。
ずっと変わらない。

戦え、戦わなければ勝てない。

をはり