神も仏もいない。救世主も王子様も現れないのである

考え方

東大卒25歳女性、容姿は偏差値55

新たに採用面接の候補でエントリーしてきた東大卒25歳女性。
顔の偏差値は55である。

大手戦略コンサルからの転職で、そこはかとなく、
「もう疲れたから普通の仕事に転職したい」
という意欲を行間から読めるエントリーシートである。

希望年収は500万円。
うむ。
これは安い。
優良な労働力である。

20代の女性は非常に良く働く。
実によい。
しかしだな
そのパワーは本来、出産や子育てに使われるべきエネルギーを
労働力として発揮しているだけなのだ。
そりゃ少子化にもなるわな。

30歳を過ぎるととたんに役立たずになる。
有能な女性の仕事というのは
従来無能な男性が担っていた仕事になるのだ。

総務、経理、人事、少し法務。
交渉ごとにはほとんど使い物にならん。

勤め先の社員としては彼女に財務分析やらCFの予測など
基本的な情報を整理する仕事をやってほしい。
ちなみに今は私がやっている(笑)

45歳なので、各社に知り合いがいるし、
交渉相手も同年代よりちょっと上くらいの経営者である。
バンバン案件を引っ張ってきて、
銀行と交渉、社内体制を整理したり、政府の現場担当者の不安を取り除いてやることをさせるのが一番いいのだ。
私が20代の小僧や小娘の作業をやるのは非効率的だ。

今回は私の話ではないのでさておき。

この女性の判断は悪くない。
うちの会社の最前線ではなく、サポート的なポジションで入ってきてくれるというのが
実によい。
理想は、入社後、死ぬ気で婚活→結婚→育休→産休のコンボをやって3人育てる。
7年後に32歳くらいになってから、ゆっくり仕事に復帰するのがベストだろう。

仮に当社に入って戦力として頑張るという戦法を採用すると、
非常に苦しいだろう。
逆に結婚が30前後になってしまう。

ここから頑張るのは女性にはつらい。
結婚できる男のレベルも下がる。
体力が落ちてくるときに育児をしながら労働する羽目になる。

まあ東大卒で顔面偏差値55なので、
いいところで旦那候補を捕まえてあって、うちでゆっくり働きに来た。
というのであれば、大いにいい選択だ。
ただ、弊社の中年女どもはそれを許さないだろう。
女の思考回路は「私が苦労したのだからお前もしろ」だから。

ドラマとゲームでは主人公だが、現実では「村人A」

映画やドラマ、ゲームでは誰もが、主人公に感情移入をする。
ピンチを乗り越え、助け合い、最後はヒロイン、ヒーローと結ばれる。

ハッピーエンドである。

しかし現実は残酷だ。

男性35歳、年収200万円実家暮らし。
ゲームであれば「最初から始める」以外にない状態だが、
残念なことに人生にはその制度がない。

ゲームであれば、伝説の勇者がやってきて仲間にいれてくれるかもしれない。
ドラマであれば、運命的な出会いで、美女にアプローチされるだろうし、
偶然発見したビジネスが大当たりするのだが。

清々しいほどに「何も起こらない」
今日と同じ明日が繰り返されることになる。
変わることと言えば、自分が1つ、確実に「老いる」。
成長ではない、衰退の毎日なのだ。

女性でもまあ似たようなもんで、
本来18歳が最も価値が高いのだが、10年も労働者として働かされると、
女の売却価値は半分に下がる。
さらに10年するとゼロである。
男に売ることはできない。

まあ築古戸建のようなもんで、
家賃(給与)を得ることはできるのだが、
売り物(結婚)にはならないのである。

男は40歳でも超絶な経済力と心身の若さがあれば、20代女性を獲得することも可能だ。
しかし、女はダメだ。
稀にそういう女でも妥協する男もいるが、そういう男の遺伝子は近い将来淘汰される。
そうやって淘汰された結果、今、存在しているのが、我々なのであるから、
仕方ないことだ、べき論を言ったところで、事実には抗しきれない。

35歳、年収200万の男にはお姫様は現れない。
35歳の女には王子様は現れないのである。

そもそも王子様というのは20歳までじゃなかろうか。
まあいい。

私が上記の男なら死ぬ気で稼ぐし、
女であればすべてを諦めて、身内のために働いたり世話をして、
自分に似た遺伝子を持つ子孫の繁殖を助けるかな。
そういう段階だ。

女性の応募者を見てそんなことを考えた。

さて、この応募者はどちらなのだろうか?

A バリバリやりにきた

多分こっちだろう。
東大を出る頭があって、3年社会人をしてきたのだから、
ある程度、世の中がわかっているはずだ。

ゆるふわ産休・育休を取りにきたなら、
公務員か、大企業に転職しただろう。

それを社員30人以下の中小投資ファンドに来たということは
おそらくバリバリやりに来たのだろう。
普通の人生ってヤツだ。

共働きで、30歳前後で結婚、30歳は育児と共働きに捧げ、
夫婦ペアローンで都内のクソ高いクソ狭いマンションをペアローンで買う。
さらに追い立てたられるように教育費を払う。

狭い家では出産意欲もわかないので、せいぜい子供は二人が限界だ。
共働きで1歳で保育園に預けることにより、
子供は愛着障害児になって、トーヨコオーバードーズである。

B 既にハイスぺ男を捕まえており、当社には産休育休コンボをぶちかますつもりできた。

大いに良い。
こういう野心的な女こそ、私は歓迎する。
喜んで採用するだろう。
32歳までは産休育休コンボをかまして、愛着障害のない3人の子供を育ててほしい。
その後、じっくり戻ってきてもらって、安心して30年働けばいい。

東大卒の人間を20代のうちに使い潰す時代は終わった。
女性ならまずは30歳までリモートと育休産休でゆっくりやってもらい
ひと段落してから、ほどほどにやってくれればいいのだ。

そうしないと少子化は止まらん。

しらんけど。

ちなみに私には、採用に関する発言権はない。
閲覧権はあるが、発言権がない。
扱いにくいおじさんである。

をはり