固定費を下げる

節約

サラリーマンと不動産投資と銘打って連載しているこのブログですが、
最終目標は不動産投資の収益だけで生活費を賄って、
サラリーに依存しないで生きていけるレベルに達することが目標です。
私の場合には月200万円(税引前)が目標ですが、現時点ではまだ60万円程。
達成率は30%です。(2018年8月20日時点)

金持ち父さん、貧乏父さんを著したロバート・キヨサキは、
給与がなくなった時に何年生きられるか?
という指標を設定して、死ぬまで生きられるようになったらその状態が
経済的自由であると定義しました。

その意味では、
貯金が3億円あって、年間1,000万円消費するとして、
残りの寿命が30年ならば、それもある意味経済的自由が実現した状態でしょう。

そうです。
あと何年生きられるか?
という質問に対して、必要な年間の費用が低ければ低いほど、
必要な貯金や、収入が低くても良いという事になります。

年間300万円で満足できる人は、100年分でも3億円です。
しかし年間1,000万円ないと足りない人は50年分でも5億円必要です。

これはまさに会社経営でいうところの固定費に該当します。
給与は固定費と言われます。
これは売上の増減とは無関係にかかるコストのことです。
これを低く抑えることができれば売上高が低くても会社は黒字を出せますし、
売上が高い時期には多額の利益を残すことができます。
よって固定費を低く抑えることで、収入を極大化できるのです。

私が年200万円必要な理由は3人の子供の教育費です。
中高一貫の中学校に進学させるための、塾のコスト。
大学受験費用、大学学費、留学とか言い出したらその費用。
それらを踏まえると200万円が必要なのです。

しかし、仮に私が独身であれば月60万円の現状で、十分リタイア可能です。
私は車は要りませんし、時計や衣類の趣味もありません。
田舎に引っ越せば家賃も5万円もあれば十分でしょうし、
月20万円もあれば十分で、残りの40万円を再投資していけば、
一生それだけで生きていけます。

その意味では、
家族を作るのは経済的な独立を達成してからというのが望ましいと思います。
女性の場合には出産適齢期というものがあるので、
なかなか若くして経済基盤を構築するのが難しいですが、
男性の場合には30歳程度迄に経済基盤を構築するほうがいいでしょう。
まあ、このあたりは人それぞれですので、深く立ち入るのは避けましょう。

さて、話を戻しますと、
固定費(生活費)を極限まで落とすことで、経済的自由が早まるという話です。
これは経済的自由が完成する時 不労所得収入 > 生活費 この瞬間まで
待つ必要はありませんね。

不労所得収入 < 生活費 、この状態で、不足分を給料で賄っている時期でも、
当然生活費を抑えることが重要です。
生活費を抑えて浮いたお金を、投資に回すことで、不労所得収入の増加を早めることが
できます。
ですから、固定費の削減は「速攻」で取り組むべき課題であると言えます。
削減可能性が高いのは

① 家(住居費)
② 車
③ 保険
④ 教育費
➄ 通信費

このあたりでしょう。
限界迄安い家に住む。それも賃貸で。
さらに車は中古で十分、可能であれば自転車で対応。
保険も最小限度でOK、ライフネット生命の掛け捨てタイプでいいでしょう。
教育費も過度なものは削減です。
通信費も格安スマホ(私はマイネオを使っています)で十分。

私もそうですけど、
子供の教育費は削れませんね~。
特に子供が多いと膨らみがちなのが教育費です。

実際勉強ができるかどうかは「才能」ですから、
あまり無理に才能がない子供に勉強を強制するのはいかがなものかと
思いますが、奧さんとの考え方の違いもあるので一概には言えません。

さて、
固定費削減はいいですが、
「食費」はあまりに削減するのはおススメできません。
固定費の削減は「大きなものから」削減して、
月数百円程度のコストには目くじらを立てない方が精神衛生上も望ましいです。
食費やジム代など、健康維持に必要な費用はケチらないこと!
これが大事です。
サラリーマン + 不動産投資 とはいいながら、その運営主体は
どちらも「あなた」という人間です。
そこを一番大事にするべきです。
また書籍費もケチってはいけません。
インプットに使う費用は倍増させていきましょう。

固定費の削減はほどほどにした方がいいです。
数千円の固定費を削る作業よりも大事なのは

「売上(=収入)をUPさせること」

これです。
結婚している方であれば「共働き」が最もいいですが、
保育園代も高いですから、中途半端な稼ぎを奥様に要求して
ストレスをためられては逆効果なので、
お子様が小さいならば無理に奥様を働かせることはせず、
自らがダブルワークや副業で稼ぐのが手っ取り早いでしょう。

専業主婦の奥様へ負担が増加しますが、
そこは月2万円でも3万円でも渡すことで負担分を賄いましょう。

最初は苦しいですけど。
その結果生まれた副収入の家賃5万円/月は、すさまじいほどの
効果を家計に与えることと思います。
そして2件目を買うのは1件目の大変さの2割程度になることでしょう。
私はもう11件も持っているので、呼吸をするように物件を買います。

固定費削減 ⇒ 売上UP ⇒ 物件増やす

この黄金のトライアングルをいかに早く回せるか?
それがすべてのカギです。
まわせ まわせ~。