投資実行に至る状況
物件価格は560万円でした。
この物件を購入した日は長男の誕生日でした。
なかなか思い出深い物件です。
この物件の残金決済の後、2歳になった長男とディズニーランドへ行きました。
そしてそれが最後のディズニーランドとなりました。
(以後節約生活を強化し、レジャーは行かなくなりました)
当時の私の状況
実はその前年に勤務先が倒産準備に入っておりまして、
私は別の会社に転職をしていました。
倒産準備に入っていた会社は、当然賞与もなし。
年収は300万円程度になってしまっていました。
妻より低い年収で、ひどくみじめな思いをしていましたが、
転職で何とか年収は700万円ほどにUP。
ようやく人並みな給料となって、
安心した覚えがあります。
物件探索、売り主、仲介業者
そんな時に勤め人仕事(債権回収)で、担保物件のワンルームを処理していた時、
仲介に入っていた業者さんと着金待ち
(※振込送金したお金が相手の口座に入金されるのを待っている状態)
をしている間に雑談しておりまして、
「私も個人的に物件を探している」という話をしたところ、
「ちょうどいいのがある」という事で契約に至りました。
入居者は生活保護受給者だったのが印象的でした。
この物件がきっかけで、生活保護受給者のテナントの場合には
地方自治体から直接家賃が入金になるという情報を得ました。
妻の財務状況
しかし、当時は副業の経費を給料と損益通算して所得がほぼゼロであったため、
(↓こちらの書籍を参考にしました。最終的にはこうなりましたが(笑))
保育園代がほぼ無料(数千円だったかな?)でしたので、
妻は案外苦しさを感じなかったそうです。
私も私で副業で月10万円ほど稼いでいたので、
貯金もできていました。
しかし、危機感は強かったので、相当極貧生活をしていたと思います。
投資実行
40万ほど指値
管理は引き続きランドネットへ
投資分析
利回り
前回の2号物件の反省を踏まえて家賃相場を確認しましたが、
6万円はちょっと強め。
5万8,000円程度ならいけるかなと思っていましたので、
それも踏まえて指値を入れたということもあります。
築年数が当時で31年だったので、
まあ20年程度はいけるかなと思っていました。
管理費等
2件目は昔のマルコーマンション、メゾン・ドシリーズの物件です。
この管理会社は管理費も修繕積立金も安いです。
そして修繕積立金に関しては当然あまり貯まっていません。
常に200万円前後で、チョコチョコ修繕をするので、まったく貯まりません。
かといってエレベータもない(5F建)ので管理費も安いですし、
投資的にはいい条件です。
反省点
現金投資なので借入に関する費用もかかりませんでした。
運用状況
生活保護受給者は都営住宅が当選したと言って、
都営住宅に転居していきました。
生活保護受給者の王道ルートだそうですね。
狭い民間ワンルームに住んでおいて、都営アパートに当選したら
引っ越すと。
都営アパートは安くて広いらしいです。
その後5.5万円にやちんを下げたら、
中国から転勤してきたサラリーマン女性が半年ほど入居して、
再度別の女性サラリーウーマンが住んでいます。
別に女性限定ではないのですが、
ずっと女性が住む不思議な部屋です、
もう長男も9歳になりましたので、
かれこれ7年の保有期間となりました。
手残りは月4.5万円におちたので、年間50万ソコソコの手残りです。
350万円ほど回収しましたが、リフォームとかエアコン買い替えとか、
給湯器とかで50万円ほど使った気がするので、
まだ300万円ほどしか回収できていない気がしますね・・・。
まだ半分しか回収できていない!
そんな印象です。
現在の物件価格は?
これからどうするか?
実はこの物件…
10号物件(江戸川区のアパート)の共同担保に入っております。
よって売れません。
売る気もありません!
結構立地がいいので、ずっと売らずに持っている予定です。
古いワンルームが最後どうなるのか、
見届けるつもりで保有継続です。
現金買いの物件は持てば持つほど味わいが出ます。
蛇足
何やら読み返したら2年3カ月で自分だけの力で600万円貯金した。
みたいな書き方になっていますが、
年収300万で倒産寸前の会社にいた中で転職もしている中、
いくら副業の稼ぎがあって、貧困生活をしていたからと言っても
そんなに貯金できるわけありません!!!
当時は酒も煙草も吸っていたので、むしろ今の方が生活費安いです(笑)。
実は妻が貯めていた財形貯蓄200万を放出させています。
妻の名誉のため、ここで加筆します。
そのため、この物件の名義は妻名義で買ったものですね。
現在は法人で買い取りました。