認知の取り合い

落とし穴

内閣支持率が29%まで低下

というニュースがあった。
安倍政権の内閣支持率が急落しているのはコロナ問題への対処を誤ったからであろうが、
そんなことは我々1個人にとってはどうでもいい情報だ。

野球で言うなれば
私達は打者である。
しかし投手は独りではなく、様々なボールを投げつけてくる。

安倍政権の支持率が29%になったというボールも、
朝日新聞が集計し、YAHOOが投げてきたボールである。
私達はこれに対して反応をすることで、
投手がリターンを得るのである。
これだけの関心を集める記事ができた、と。

それは単にウェブ上のリンクをクリックしただけでも打ったことになるし、
投手としてはリターンが得られたという事になる。

一方打者たる我々は何を得るのか?
「何も手にいれていない」
のである。
打者として打つべきは、自分の打率、本塁打数、打点に繋がるものであるべきだ。
それは自分のビジネスや収入を強化するものでなければなるまい。

投手の点になるような行動。
政治ネタに反応してYAHOOニュースのコメント欄に書き込むような行為はモチロン、
SNSで拡散する行為も大いに無駄であることを認識しなければいけない。

人生の時間は有限なのだから。

政策の見るべきポイント

大事なのは
10万円給付金が出るぞ!という情報。
雇用調整助成金が1万5千円に増額した。という情報。
日本政策金融公庫がコロナ対策特別融資をじゃぶじゃぶ出している。という情報。
持続化給付金が支給されるという情報。

このような対策はしっかりフォローしておきたい。
なぜならば、自分のビジネス、収益にダイレクトに関わってくる場面だからである。

正直検事が朝日新聞記者と麻雀をしていたというのはどうでもいい情報だし、
それに対して橋下弁護士がコメントしていた、
ホリエモンがどういったというのは10,000%どうでもいい。
こんなものを見ている時間が無駄である。

基準は「自分にリターンがあるか」この観点だけで、
入ってくる情報をコントロールしよう。

テレビがなぜタダで見られるか?

この事実に思いを致せば一目瞭然である。
それほどまでに、人様に「見てもらう」「反応をしてもらえる」
ということには大きな価値があるのである。

であればこそ、有名なネット芸人たちが、
フォロワーを買ったり
Youtubeの登録者数を買っているのである。

限りある人生の一瞬を費やして認知を提供している。
その貴重な時間は自分や、自分が大切にしている何かのために使うべきだろう。

まずもって自分を金持ちにするために使ってみてはどうだろう。

をはり