税金とは適切な距離感を。

税金

大村大次郎先生

国税OBの大村大次郎先生の著書が段々と過激になっていくので、
いつか大村先生国税に刺されるんじゃないかとドキドキしているSATです。
是非読んでみるといいと思います。

私も過去修正申告をさせられたことがある。

過去の記事はこちら

当時はまだまだ純資産が1,000万円程度しかなかった頃なので、
450万円の一括納付はかなり苦しかったです。
当時ゼロ歳だった次男がいても構わず家に入ってきて、粛々と回収をしていきました。
なかなかハードな体験でしたね。
きつい回収を喰らいましたが、個人的には税務署には恨みはありません。
税務署は当然の権利行使をしたまでです。

一方私は私の認識に沿って妥当だと思って税務申告をしたのですが、
それが修正せよ。
と命じられただけですので、素直に応じました。

むしろ過去7年分遡って否認されていたら、
当時所有していた物件のうち2つ程売らないと税金が払えなかった可能性があります。
むしろ市川税務署(当時の管轄)の担当者には感謝しています。

税務署に一切突っ込まれないのがいい申告なのか?

この点私は大いに反対です。
常に税務署とは意見をぶつけ合う方が健全だと思います。
モチロン脱税はいけませんが、
自分が経費だと認識している部分は変に遠慮をすることなく、
主張して、争えばいいと思います。
それこそが「申告納税制度」のあるべき姿だと思います。

そうやって納税者と税務当局が争った判例が今後の納税の指針となって、よりよい税社会が生まれるのだと思います。
と、言うわけで、私は全く懲りることなく、
ギリギリを攻めます。

小規模企業共済もギリギリを攻めて、まだ争いが続いています。
(あれは法改正が必要だと思っているので、断固戦います)

知り合いの会社が税務当局から起訴された

なかなかこの会社も攻めました。
消費税400万円位をめぐって国税と争うことになります。
ちなみに税務訴訟の勝率はほぼ100%とのことです。(笑)

ほとんど負けてしまう勝負のようです。
ただ、税務訴訟までに至るケース自体が少ないので、
これはよほど悪質と判断されてしまったのかなと思います。

詳細は開示できませんが、全てが終わったら公開したいと思います。

まとめ

確定申告のシーズンですが、
皆さんも遠慮なく確定申告しましょう。
必要経費は経費なのですから。

私が過去税務署にやられた際には、
副業で手伝っていた知り合いの会社の業務委託契約が全て否認され、
かかった経費が全額否定されました。
(代わりに7年じゃなく3年という暗黙の交渉もありました)

今年はブログ収入もあるので、
事業、給与、不動産3つの収益にうまく費用を配分(給与には配分できませんが)して最高に節税をしたいと思います。

前回は2014年にきたので、2018年の申告となる今年あたり、
また税務調査が来ると思っています。
その際はまたレポートします。
(今度は1,000万円位修正させられるかもしれません)。

GOOD LUCK