上を見ればキリがないのだ
懲役の方が労働よりも健康的らしい。
そんな労働から解放されるための独立起業というのもアリだと思う。
私もそんな時期があったが、
40代に入って、仕事をうまいこと回せるようになると、
労働それ自体が苦痛ではなくなった。
慣れてしまったのかもしれない。
家賃収入1億円という目標を設定するのは大事だ。
だが、「なぜ1億円必要なのか？」
こちらの方が実は大事だと思う。
単に金額の大きさを追うことには意味がない。
私の場合には勤め人卒業を目標にして
月100万CFを目指した。
結果的にそれは世帯年収で既に達成してしまった。
私は私一人で100万CFを目指して再び走っているのだが、
実はさほど、一生懸命ではない。
自分の才能、性格を総合した結果、
私の労働力が最も高値で売れるのが今の勤め先だ。
そう判断したし、
同時に社会に一番役に立つと思われる行為が、
残念ながら今の勤め先であると思う。
今の世帯年収5,000万円を1億円に上げるとしたら、
なぜそれをするのか？
億単位の収入は何をするためのモノなのか？
これが重要だ。
ギガ大家や経営者の発信者は承認欲求の奴隷かもしれない
売上高100億円の企業を率いる経営者でSNSで情報発信をしている人の中には、
外部からの承認を求めて稼いでいる人がいる。
これも1つの回答だと思うし、悪いことではない。
しかし、どこまで行ってももっと上の人はいる。
さらに知的水準の高い層は単にカネがあるからと言って、経営者を尊敬しない。
結局どこまで行っても日本中の人々を全員平伏させることでできない。
まさに終わりのない修羅の道である。
この承認欲求の奴隷に堕ちないよう気を付けた方が良い。
例えばCF月50万円で十分な人がいたら、貸家が10件もあれば良い。
なるべく低い金額で満足できるように心を鍛えた方がいい場合もあると思う。
息子世代の分までは稼がない
私は既に十分な資産ができたと思う。
月100万円もあれば夫婦二人で十分な規模だ。
教育費も、3人の息子が変な進路を選択しない限りは問題ない。
息子たちも、大学までは出してやるが、カネまでは渡さない。
カネを渡してしまって、自分で稼ぐ（＝資本主義ゲームをクリアする）ことが出来ず、
最終的には貧しいままの人生を送ることにもなりかねない。
そう考えると、これ以上の規模の拡大は意味がない。
私は既にこのゲームをクリアしてしまったのである。
資本主義ゲーム1週目（勤め人卒業できるカネをビジネスで稼ぐ）は攻略済である。
規模を追う理由もない。
無限のらせん階段を上り続ける競争には参加しないのである。
続く