基本的には何もしない
今年は長男がいよいよ留年→退学か?
と、思ったら出席日数ギリギリでなんとか冬休みを迎えた。
出席日数ギリギリで学校に行きだして、
ギリギリもギリギリ、残りゼロで回し始めたのだ。
私も大学生の時にはそれほどマジメではなかったから、
記憶にあるが、高校は皆勤賞であった。
そもそも下宿生活なので、休んでも家に一人。
友達と遊ぶのが嫌いだったし、土日も部活動があるから、
気が付いたら高校生活が終わっていたようなものだ。
思えば、勤め人のような高校生だったと思うし、
勤め人養成機関である学校のまさに模範的生徒であった。
しかし、これを高校生からやってしまう。
それも県内屈指(笑)のお私立中高一貫校でやるのだから、
驚いてしまう。
もちろん三者面談も行かない。
親と先生で話したところで意味がないと思うのだが、
高校側もやらないといけないルールだろうから、
妻と先生で、無駄な二者面談を実施していた。
さっさと退学にすればいいのだが、
形式的には三者面談をブッチすることは退学の要件ではないようだ。
末恐ろしい長男である。
まあ、その経験もあって、
子供を教育するなんておこがましいことを考えるのはやめた。
特に、中学受験なんてものは、親の押し付けである。
子供が真にやりたいのならまだしも。
やりたければするがいい。
やりたくなければしなくていい。
次男と三男はそのスタンスで行くことにする。
まあ、見たところ、頭は3人とも悪くはないが、
いいとも言えない。
私の息子なので程々なのだろう。
好きに生きたらいい。
子供には愛情をもって接するというか、
そもそも自分の子供なので愛情がある。
何も教育でゴザイマスと、
肩肘を張って取り組むものではない。
息子がやりたいことにカネがいるなら
出してやる。
その程度でいいのだと思う。
ただし、間違ったことには鉄拳制裁で対応する。
口で言って分からないアホには鉄拳しかない。
今年の鉄拳制裁は、深夜に床をどんどん蹴る長男が、
やめろと言っても辞めないので、腹に鉄拳を3発、
うずくまっても文句を言い続けるので、
やむなく蹴りを5発お見舞いした。
髪を掴んでやめろと言ったら謝罪したので、それで終わりだ。
それにしてもあと数年もしたら私も負けてしまうかもしれない。
しかし、父親には戦わなければならない時がある。
負けたとしてもである。
長男がぼこぼこにされるのを見ているので、
次男三男はまだ小学生だということもあり、
父親には絶対服従である。
いいことだ。
私も兄も父親にはビンタをよく食らった。
道路に飛び出した時、口答えをして相手をやりこめようとしたときである。
理不尽に殴られることはない。
暴力は原則いけないが、
言葉の暴力で相手を押さえつけようとするなら、
腕力の暴力を行使されてもやむを得ないと、私は思う。
まあ、法律では腕力の暴力がより強く規制されるのだが。
だからオトナのケンカは難しい。
カネをかけるよりも気を掛けた方がいい
教育費が心配という親も多いだろう。
私も一時は3人私立の医学部に行かれたらどうしよう。
その準備を。と、思って資産形成をしていた時期がある。
これは無理ゲーである。
性格的に最悪に備えて準備をしたいタイプなので、
上記のような目標を定めていたのだが、
これは無理だ。
無理ではないが、3男24歳(私が60歳)まで勤め人+大家業を
年収を維持しながら回す必要があった。
特にダブル医学部の時期が吐き気のするようなキャッシュアウトが続く。
いやいや
そこまで医者になりたければ国立に行けばいいのである。
行く能力がないのに、医者になったら、
日本の医療制度が崩壊する。
なるべき者でない者はあきらめるのが筋だ。
という訳で、私立の医学部は慶応と自治医大以外はダメだ。
そう考えると、教育費はさほど心配ない。
カネで足りない部分は勉強で補えばいい。
私はそうやってきたし、司法試験もさっさと諦めてしまった。
それよりも何か困った時に相談できるだけの関係性を維持しておく方が大事だ。
息子を誰よりも大切に思っていることを
折に触れてしっかり、恥ずかしがらずに伝えればそれで十分だ。
私の父親はそういうことが苦手だったが、
高校受験にはついてきたり、
大学の入学式にもついてきたり、
岩手の山奥から様子を見に来たこともある。
それで十分伝わる。
アホだと伝わらないかもしれないが、
アホなので、何をしても伝わらない。
その時は放っておけばよい。
来年も1年、勤め人を走り切る
教育はその程度にして、来年も1年勤め切るのが目標である。
勤め先の社長にご奉公だ。
まあ途中でクビになったらそれはそれで一向に構わん。
教育はほどほどに。
親は親の戦いがあるのだ。
人並み以上の給料を稼ぎ、
さらに不動産をぶん回して、
人の3倍稼ぐ。
ただし人並みにしか疲れない。
そんな程度である。
息子達の人生に口は出さんが、
孫の顔を見せろというのは共通した認識だ。
子孫繁栄である。
息子でも孫でもかまわんのだが、
一人くらい、私と妻の法人、不動産を任せられるヤツが出てきたら助かるのだが。
その程度である。
をはり