本日は「金消契約」ナリ

19&20号

19号、20号物件、3月31日入手ス

20号とはどういう意味かと言うと、
購入20棟目という意味である。

現在14号16室の大家であるが、
19号&20号を購入することで、
15棟18室の大家となる。

過去、3棟の売却を行っている。(4号、9号、11号)
また、更地購入もある(15号)
棟、部屋数、取引回数など、まあ色々数え方はあるが、
細かいことは気にしない。

部屋数で言うと18室、家賃で言えばざっと150万ってところだ。
半分くらいは手残りになる。と、その程度で良い。

何も持たずに岩手の山奥から東京に乗り込んできて、早27年。
よく頑張った方だと思う。
兄も横浜に乗り込んだが、身体を壊して、今年から岩手に帰還した。
敗戦だ。

私は何とか生き残っている。
ただ、ここから、ハニトラにはめられて、嫁と離婚、
慰謝料と財産分与でボコボコにされて、
不動産の管理が雑になって、トラストに20%の損害金で締め上げられて、
競売で終わる。
そんな未来もあり得る。
油断してはいけない。

人生で油断していいのは、
産まれてから義務教育まで、
死ぬその瞬間まで油断してはいけない。
死後のことまで手当をして死ぬのだ。
常在戦場である。

勤め人を手仕舞いする

さて、
19号、20号物件の取得のタイミングで象徴的なことが発生する。
それが、

家賃収入>給与収入

と、なることだ。
私の返済比率は低い。
給与は恐ろしいほどに税金を取られる。
給与に占める租税公課の割合は50%である。

不動産の返済比率は30%程度である。
むしろ手取りは不動産の方が高いのである。

いつもの図である。
課税所得900万まで。
私はここから上で給与を稼ぐのが割に合わないと思っている。
所得税33%と住民税10%である。
なんと43%が自動的に失われるのだ。

私としては給与1,000万円以上は要らない。
本当に要らない。
仕事量を減らして頂いて構わないので、
1,000万円以上は不要というスタンスを出していく。

私の業界で最も給与が高いのが、
銀行系と言われるサービサー業界であるが、
ここで大体40代で1,000万という給与水準だと思う。
これより上に行こうとすると役員になるしかない。
そのポジションは銀行からの天下りマンの椅子だから、
取るのは大変だ。

40%が自動的に回収される給与収入を上げるのは、
本当に馬鹿げている。
投資する労働力(時間=命)と、回収できるリターンのバランスが悪すぎる。

それでも、勤め人しか稼ぎ方を知らない連中は、
これを取りに行くしかない。
それで熾烈な出世争いというヤツをやる。

それよりも、大家にでもなって、
定時退社して家族と団らんの時間、家庭教育の時間にした方がいい。
ほんとに。

そんなわけで、私は前回も言ったが、
査定の面接の際には、賞与ゼロで一向に構わんっ!
と言い続けることにする。

ただ会社としてはそうもいかないらしい。
賞与ゼロにしてもらって、
週4勤務にしてもらえるとスゴク長く働けるのだが、
そういう前例は作れないのも分かる。

まあ、それはそれで構わない。
有給の消化や、サービス残業をしないことで、
勝手にホワイト労働を実施スル。

給与 >(だいなり) お家賃

月給30万、ボーナス年2回2ヶ月分くらいの勤め人だと、
上記の公式が逆転するのは比較的早いと思う。

月5万の貸家10件もあれば、
十分である。

私の場合は細かくは言えないが、2倍以上あるから、
20件が必要だった。
時間がかかったのだ。
ただ、私もそれほど生活コストが高い人間ではない。
そもそも、
勤め人をやっているから、
飲み会、スーツ、ワイシャツの毎日クリーニングなどのコストがかかる。
恐らく勤め人を卒業できれば、固定費は3割以上減ると思う。

外食もしなくなる。

まあ、問題は家なのだが、
これは息子達には悪いが、
東京に通勤可能な沿線から外れた場所に居を構えれば、解決する。
転校してもらうことになるが。

とにかく、
聖丁のような戦略観もなく、
大家業と勤め人を並走させてしまった。
結果、給与は人並み以上に増えたが、
同時に生活コスト(固定費)もかなり増えたと思う。
無駄遣いも多い。

早めに勤め人を手仕舞いして、
さらにグッと生活を質素にシマツしていきたいと思う。
妻の衣類、靴もすさまじい量である。
5SLDKの家なのに一部屋は倉庫みたいに使っている。
もったいないと思う。

そうは言いながら、
自分から退職を申し出ることもしない。
ただ、自分がストレスを感じないように働き方を変えていくだけである。

まだ定時+1,2時間は残業して業務を片付けているが、
これをゼロにして、有休を積極的に消化するのを再開してみる。
まあ、それで退職勧奨でもされたら、
録音→労基署のコンボをしかけつつ、
鬱病休職1年という技を繰り出すかもしれない。
ただ、社長に世話になった会社なので、
そこまではしないだろう。
恩をあだで返すのは私の信条ではない。

年収600万円だったら間違いなくヤルがね。

をはり

3 件のコメント

  • 私も今日は、久しぶりに辞めようかと思うレベルの出来事がありましたが、何とか踏みとどまりました。
    昇給もいらないですし、ボーナスも減らしてもらっても構いません。
    株でその程度の金額は稼げるわと喉まで出かかりつつ我慢しました。

    • ありますね。
      私もツイツイ言い過ぎてしまいます。
      ただ、上司の場合には勤め人にフルコミットしていて
      最近では一周回って哀れで可哀想だと思っております。

      人生嫌なことがあると、次にいいことがありますから、
      どうでもいいこと(勤め人)では、逆に嫌な思いをして徳を積んでおくのもいいかもしれません(笑)

  • コメントありがとうございます。
    昇給に伴い私が長年やっている案件の受注額の引き上げ交渉をやらされて、親会社の管理職と一般職の私が交渉人となり本業も忙しい時期で余計疲れました。
    管理職がやれよ、こういうシビアな交渉はとボヤキが思わず出る状況です。
    私も勤め人給与に大して期待していないので昇給やベースアップなど頼んでもいないのですが…休みが増えるなら給与ダウンでも結構と思っているぐらいですので。
    職場の上司も哀れな資本主義の犠牲者と見ておきます。

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