政治で腹は満たされぬのだ

落とし穴

政治の話や国際情勢の話

最近で言えば岸田政権のレイムダック化。
新しい資本主義と言いながら、
防衛費増額を増税でカバーしようと消費税をさらに上げようと企てている。
インボイスを利用して消費税を小規模事業者にも払わせようとしているし、
道路使用税導入を検討している。

収入がなければ支出がない。
と言うのはイチ個人の話だ。

金貨や小判を集めてこなければ支出できないとでも思っているのかもしれない。
江戸時代の脳を持っているのだろうか。
紙幣(お金)は政府がゼロコストで発行できる。
政府の権能の際たるものは、「徴税権」だ。
と、聖丁師匠は喝破しているが、
さらに「通貨の供給」というトテツモナイ権能もある。

モノやサービスを媒介する通貨を創造できるし、
創造した通貨を使って、公共工事や防衛、公務員を雇って事業もできる。
町内会費を集めなければ活動できないような自治会とは違う。
明らかに違うのである。

と、まあ、今日のブログの趣旨からすると、
「SAT!貴様しっかり政治に興味あるじゃないか!」
というツッコミが入りそうだ。

しかし続ける。

ウクライナ戦争の原因を作ったのはアメリカじゃろ

そもそも、エリツィン政権下で、
アメリカはロシアに対してイスラエルと組んで食い物にしてきた。
そのせいでロシアの男性の平均寿命が10年短くなったのである。
今の日本のようなものだ。

それに反発して生まれたのがプーチン政権だ。
父ブッシュの時代にNATOの東側への拡大はしないと約束しておきながら、
その後、NATOはズンズン東側へ拡大した。
中東ではイラクに大量破壊兵器がある!と言って(実際はなかった)、
国家を解体してロシアの影響力を排除した。
ウクライナのクーデーターを裏から支援したのはアメリカだったのである。
それに対してロシアがクリミア半島を制圧したのは当然の対抗措置だ。

さらにウクライナのNATO加盟という話になったら、
もう戦争しかない。
ロシアの反応は当然である。

トランプ政権は比較的マトモなので、
トランプ政権下ではロシアはおとなしくできたが、
バイデン政権になってまたロシアへの挑発を再開。
ウクライナへの戦争を容認して、武器を供給している。

まあ大東亜戦争の際に、
日本に対しても開戦前に中国に空軍を派遣して日本軍を攻撃するということをやっているので、アメリカの「お家芸」だ。

実際アメリカはロシアとウクライナの戦争を止めるつもりがない。
古くなってきた武器も売れる。
アメリカの兵士は1人も死なない。
ノーリスクハイリターンである。
ウクライナとロシアを戦争させて、ロシアを弱体化させてから、
エリツィン政権時のように超資源大国のロシアを食い物にしようとしているのに相違ない。

ある程度痛めつけたら、おそらくロシアは戦術核を使用するだろう。
ウクライナに完全に領土を奪還されたら「使う」と、言っている。
そしたら国際社会は完全にプーチンをヒトラー級の悪人だと断罪するだろう。

ウヘヘヘ、チャーンスとばかりに今度はNATOを派遣するだろう。
そしたらロシアはNATOに対しても核を使う。

アメリカが対露戦争を始めたら、
中国は「そろそろ行くか」とばかりに台湾と尖閣に侵攻するだろう。
その時日本の総理大臣が言うことは
「遺憾の意」
出た。

出ました。

イカンのイ

それだけで何もしないだろう。
アメリカ様、助けて下さい!
ともいうかも知れない。

アメリカは「今忙しいからちょっと待ってろ!」
と、相手にされず、沖縄あたりが独立宣言するんじゃないだろうか。

「SAT!貴様国際情勢もしっかりウォッチしているじゃねーか!」

というツッコミが聞こえる。

政治も国際情勢も娯楽に過ぎぬ!エンタメだ。

興味の輪と影響力の輪という言葉があるらしい。

この2つの輪を一致させることが、
成功のカギだと言う。
間違いない。

ニートの引きこもりが政治に興味を持っても何の影響力もない。
ニートのひきこもりが興味を持つべきは、
まずは働いて金を貯めることである。

ニートを脱したら次にホワイト企業の正社員になる。
もしくはラーメン屋などのスモールビジネスを起業するべきだ。

その後、十分なカネと女の満足を得て、
豊富な資金力を持って政治家になったり、
言論活動を開始する。
そこで興味を政治に向ける。

この正しいルートを間違えてはならぬのである。

同様に。

私が政府の経済政策に興味を持ってあれこれ行動しても、
現時点では全く意味がない。
勤め人として官僚の課長さん方と交流はある。
しかし、影響力は皆無である。

そんなことをする暇があったら、
もっと不動産事業を拡大して勤め人収入の倍稼いだ方が良い。

国際情勢など猶更だ。
そんなものに興味をもって行動を開始しても、
恐らく死ぬまで努力してもアメリカの暴走は止められない。

やはりどこまで行っても、
政治や国際情勢など、エンタメなのである。
エロ動画を見てオナニーをするのと、全く変わらない。

経済政策に関しては、
「中小企業政策」を見ておいて、
自分の会社で利用することはできる。
その範囲では、かろうじて有益である。
財務省の誤った方針は私は絶対に変えることができないので、
その誤った方針に沿って打ち出される政策を利用してどうやって自分の財布を膨らませるか?
この点に焦点を当てるのである。

恐らくアメリカの傀儡であるウクライナとロシアの戦争は長引く。
資源高も続く。
日本政府は相変わらず誤った経済政策を推進して、
日本はどんどん貧しくなるだろう。

私としては、困窮する日本経済に対して、
政府が申し訳程度に行う「ファンド出資」これに乗っかって勤め人として安定的に給与を得る。
大家としては増加し続ける「貧困層」「外国人」に向けて、割安な住宅を貸す。
増加する老人が昔の持ち家を手放すのでそれを買い叩いて貸家を安く仕入れる。
これをグルグルと回転させて豊かになろうと思う。

さらに困窮する日本人を相手に商売をするか?
それとも格差拡大でありあまるカネを持っているリッチな層に向けて、何か商売を始めるか?

既存ビジネス(勤め人、大家)の次の手も引き続き模索していきたいとは思う。
が、
恐らく私は凡人なので見つからないかもしれない。

まあそれも良し。
地に足をつけて、政治や国際情勢をエロ動画オナニーと同義だとして、
身の丈に合わない興味の輪とは適切な距離を保ちたい。

つづく