家賃収入と給料の違い

勤め人卒業関連

給料には相場がある

給料はどうやって決められるかと言うと、
必要な生活費の額によって決められる。
22歳独身であれば高卒18万、大卒23万、院卒25万など。
どうだろう。納得感ある金額ではなかろうか。

しかし経営者であれば高卒20歳で月収1,000万円もらっていても問題ない。
そう、労働者として労働力、つまり人生の時間という、
「命そのもの」を売ることで得られる金銭には相場があるということだ。

サウザー師匠は給料は「労働力回復のためのコスト」が支払われると説明した。
これはその通りで、生活費+アルファしかもらえない。

「いやいや、一部のファンドマネージャーは…」
という反論もあるかもしれないが、それはあくまでも一部に過ぎない。
実際そんな反論を思い付いた自分自身の給料を示してから議論を始めなければいけない。
私を論破しても経済的自由は得られないのだから。
自分の現状を正しく認識することは重要である。

「リヴァイ 現状を嘆く」の画像検索結果

と、兵長も言っておられます。

いずれにしても給料は生活費見合いの額しかもらえません。
そして政府は増税により庶民よ「生活費を下げろ」と命令しているのです。
即ち、労働者は支出を抑え、貯蓄に励むのではなく、納税に励むよう促されています。

寂しいぞ!給料!

家賃収入は違うか?

一方家賃収入は給料のような制限を受けない。
つまり、家賃には「エリア」「建物の築年数」「設備のグレード」
に応じた相場はありますが、
「受け取っていい家賃の総額」には制限がないのです。

毎月1億円家賃収入があっても、誰にも責められません。
高いと言われる筋合いもありません。
給料であれば一人だけ毎月1,000万円の給与を取っていたら、
「高い」「何でアイツだけ!」という怨嗟(えんさ)の声が巻き起こることでしょう。

家賃収入は給料の制限を受けないので、自由に増加することができます。
また、給料のように、貰う前提として、時間(人生=命)を差し出さなくてもよいという特性もあります。

まさに給料と、家賃収入は異なる武器のようなものです。
槍と弓のように特性が違うものであると考えればいいでしょう。

家賃も給料もいいも悪いもない。

給料なんてダメだ!と捨ててしまうのはまだ早い。
そもそも不動産を持っていない状態で

「まだ勤め人で消耗してるの?」

と、煽られて会社を辞めたところで生活ができなくなるだけだ。
給料をありがたく回収しながら、
ひっそりと家賃収入という収入の柱を作っていくのだ。

私は収入―ベースでは家賃収入と給与収入が拮抗してきた。
50% 50%の割合になってきたのである。
残念ながら給料の上昇カーブにも市場原理が働く。

業界経験15年、40歳の年収は大体決まっている。
成果を出せなくなってくれば、業界経験5年、27歳の方が魅力的になってくる。

前者は1,000万円払えば使えるが、
後者は500万円払うだけで使える。前者が後者の2倍使える存在かというと、
そんなこともない。
当然給料は減る、特に60歳になれば確実に引き下げられる。

大事なのはタイムリミットがある給料を貰える
「時間」が残っているうちに、
命を売らずに自分で自分に給料を払ってくれるビジネスを持てということだ。

さて、あなたは後何年勤め人をして、いくら稼ぐことができるのか?

正月休みが終わって、4日から仕事を始める人もいるだろう。
7日からの人もいるだろう。

「あー会社めんどくさい!」
なんて言っている時間はあとどれだけ残されているだろうか。
年収×(60歳ー自分の年齢)を計算してみると良い。

それがあなたの命の値段だ。

自分の命を買い戻す。
これほど大事なミッションがあるだろうか?

をはり