家族との時間を大切にするためにFIREだと?

相続・教育・次世代

ないないない

こういうことを言うヤツがいるんですよね。

50代になって、そういうことを言う男。

さんざん勤め人をディスっているが、
私は勤め人を辞めて、サボれと言ったことはない(多分)。

勤め人をサボるのは、体力を温存して、
自分の商売に情熱を燃やすためだ。
勤め人をサボって、家に帰って飲酒してギャンブルするようなヤツは、
一生懸命勤め人をやるアホ以下のクズである。

不動産大家にもいるんだよ。
子供の成長を見守りたい。
とか言うヤツ。

いや、子供はお前に見守って欲しいのか?と。
聞いたのか?
仮にそう、答えたとしても。だ。
それはお前に気を遣って言っている。
いや、言わされてるんじゃないのか?

なぜ一生懸命働いたら、子供を見守れないのだ?
筋が通らんのだ。
そもそも50代まで家庭を放置してきた罪はそれで免責されるのかね?
(一生懸命働いているのに罪も何もあったもんじゃないが)

こういう偽善者の言葉に限らず、人の本質を見たいときは、
当該人物の行動を見ればいい。

「家族のために仕事をやめたい」
この言葉の本音は
「仕事辞めたい」

ここだ。
これなのだ。家族のために。この部分は言い訳である。
アドラー心理学である。
トラウマのため家から出られない。
これは家から出たくない。が、まず前提としてあり、
その言い訳にトラウマを利用しているのだ。

そもそも、家族は、お前と一緒に過ごしたいなんて思っちゃいねぇ。

1億チョットの資産で50代がリタイアしていいわけないだろ

育児が終わっていれば構わない。
が、20代の子供ってのは「やらかし」の可能性もある。

借金しまくって親が肩代り。
事故って損害賠償。
妊娠して出戻りなどなど。

まあ、多くの場合、親が甘く助けてしまうことで、
かえって傷が深くなるケースが多いのだが、
助けられないのと、助けられるけど助けない。
これは全然違う。

説得力が違う。
ある程度家庭を持って、落ち着くまでには男では35歳、女でも30歳まではかかると思った方がいい。女だろうが男だろうが、結婚できずに売れ残ったら、もうそこで遺伝子の終着点だから、その子供は支援する必要はないだろう。
子孫を繋いだ子を優先するのが当然だ。

自分が死ぬまで生きられればいいと言うのも構わんが、
個人的には大いに情けないことだと思う。
そんな恥ずかしいことは言わずに胸に秘めたまま死ぬがいい。

50代で1億程度の資産は普通だ。
普通。
私も46歳で総資産2億3,000万円。
純資産では1億3,000万円程度。

株式市場が好調だから、1億、2億を保有している勤め人はザラにいる。
不動産にも含み益があるはずだから、氷河期世代をある程度生き残った勇者は
普通に億単位の資産を形成している。

ただ、それが普通だと言うことは、
今後クラッシュする可能性も大いに、ある。
破壊と創造である。
バブル景気とその崩壊。
ITバブルとその崩壊。
創造と破壊はセットなのだ。

世界は政府による通貨の無尽蔵な供給と言う手段で、
リーマン・ショックを克服したが、
その副作用で資産価格の膨張が起きている。

だから、1億の資産があるから、もう50代でリタイアしてOK。
そうはならない。
資産形成が楽勝だった分、食料、インフラ、エッセンシャルワーク。
労働力の価格も加速度的に上昇している。

資産は減らないかもしれないが、
今後、実質的な価値を棄損していく可能性は、ある。
株式や不動産は比較的安全だが、
債券は大いに危うい。

勤め人を頑張らないのは、自分の商売をするためだ

勤め人に過大に力を注ぐべきではない。
それは間違いない。
しかし、そこで浮いた力を何に使うのか?
それは自分の商売である。

仮に勤め人システムが70歳、80歳、死の直前まで、
機能するのであれば、それに賭けてもいい。
しかし、勤め人は65歳で捨てられるというシステムである。

普通に65歳から30年。人は生きる。
家族がいても助けてくれるかは分からない。
むしろ助けてもらえない可能性の方が高い。
国家の年金システムもマトモに生きるには不足する。

だから大家など、70歳でもできる商売を構築しておく必要があるのだし、
息子世代も全く同じ問題に直面するのだから、
持続可能なビジネスモデルを作って、世代で承継していくシステムにしなければならん。

私がいう一族の繁栄というのは、
別に大金持ちになろうってわけじゃない。
繁栄するくらいの覚悟でやって、
やっと、普通に生活できるレベルには達することができるから、
「高め」を目指してやって行くってだけのこと。

維持を目指しているから、没落するのである。
当たり前だ。
生物は勝って子孫を残す。
勝たなければ滅びるのがルールなのだ。
だから、SAT一族の永続的繁栄。
くらいの高めを狙っていないと、普通にすら達しないのである。

東大を目指しているヤツは早慶が滑り止めである。
早慶を目指しているヤツは落ちて明治や青学に行く。
明治や青学を狙っていたヤツは日大か駒沢に行くだろう。
大学ならどこでもいいと言っているヤツは高卒も怪しいのだ。

2位じゃダメなんだ。
1位を目指しているから、2位3位になることもある。
結果2,3位になるためには、1位を目指さねばならん。

そういうことだ。

まとめ

くだらない言い訳をしていないで、働け。
40過ぎたオッサンと時間を過ごしたい人はいない。
但し、勤め人として搾取され続けてはいかんぞ。

うぉわり