何でも10年やれば形になる話

心構え

石の上にも三年といいますが

嫌な会社にも3年は努めろという話の例に出されることが多く、
最近ではすっかり悪い諺のような扱いを受けるこのフレーズ。
好きか嫌かは別として、何事も10年もやってみれば形になってきます。

私の個人的な経験と、一般的な様相を比較しつつ、
この諺(ことわざ)の真価に迫っていきたいと思います。

大手企業の給料

大手総合商社や、損保会社、証券会社やメガバンク。
一般的に高給とされているこれらの勤め人ですが、
大体30歳前後で年収1,000万円を突破して、
40代では年収2,000万円を超えたり超えなかったりします。
新卒から10年ほど勤務すると、その忠誠心への報酬なのでしょうか?
結構な額の給料が出ますね!

私の場合

私は25歳から30歳までは、超低所得労働をしてきましたので、500万円以上を貰ったことがありません。
幸いにして30歳ごろから700万円程度で、人並みの給料に上がりました。
債権回収一筋10年経ったのが大体30代半ばで、その次の仕事で大台を突破して、それなりに世間水準からして高い給与を取れるようになったと言えましょう。
借金取りの基本動作は、堂々と電話して請求すること、身柄を抑えて対面交渉に持ち込む。債権回収にまつわる法律を熟知していて、さらに使いこなすことが出来る。
これらの知識を習得し、実践できるようになるには、私のようにダブルワークをしていても10年あればできるということかもしれません。
能力に年収が伴ってくるのにも、やはり10年を要しました。

不動産

私が不動産を事業家してから11年目となりました。
当初は妻名義の1室のワンルームマンションからスタートして、
毎月の手取りは3万円少々でした。
今は60万円程にUPしていますから、
10年掛けて、サラリーマン一人分を不動産だけで稼ぎ出してくれるという状況に持ってこれました。
ここでもやはり10年という期間が必要だったのでしょう。

会社に入って1年でやめてフリーランス!

とかいう人は、相当頭が悪いことを世間に向けて発信しているので、
是非前途有望な若者諸氏は同じ間違いを犯さないようにして欲しい。
1年やそこらで勤め人とは何たるかを理解できるとは思わない方がよろしい。
かといって10年もやらなければいけないという事もないが。
勤め人としての人生も本人が幸せならばそれはそれで他人がとやかく言う事ではない。
単に「〇〇の仕事をしています。」
と、言えばいいだろう。
残念ながら世間的には〇〇商事、〇〇銀行に勤務している方が、訳のわからないフリーターよりは信用されるのである。
さらに1年でやめたとか、親が泣くので言わない方がいいだろう。
社会的には恥ずかしくて仕方がないことであることを肝に銘じよう。

私のTwitterとBlogもまだ8カ月

情報発信をしていてまだ8カ月しか経っていないので、
ここで何か結論めいたことを言うことは時期尚早。
正直目覚ましい成果も出ていないが、
ひたすらに継続することこそが、
何か良い結果につながることを信じてやるのである。
文章を書くことや、社会のきわどい事件に切り込むことは好きなので、
あとはそれをインターネットに載せるだけ。
多分なんとか続けていけるだろう。

武将ファイルも徐々に埋まってきたので、
ある程度埋まってきたら今度はエピソードや調査の項目を加筆していきたいと思っている。
なぜ戦国研究室を続けるかと言うと、実は自分で見ている。
中学生の頃にも、戦国武将ファイルとかを買って(めっちゃ高かった)隅から隅まで読み漁ったものだが、それを自分で作って眺めるようなものだ。

今後も細く、長く続けていきたいものだ。

をはり