しがみ付いて嫌がらせをして辞めてもいいのである
日本人の美徳として立つ鳥後を濁さずと言うが、
これは経営者の理屈である。
濁しても全く問題ない。
但し、同業での転職の場合には人間関係でつながりがあるから、
それは良い手段ではないかもしれない。
一方で、勤め人卒業するとか、
全く異業種で起業するのであれば関係ない。
ムカつく相手でも殴ってはいけないが、
殴ればスッキリする。
殴ってスッキリやめるのもいい。
物理的に殴れば傷害罪であるが、
引継ぎをしない。
自分が作ったデータも消すなどすれば大いにダメージを負わせることができる。
まあサボリーマンをしていたらノーダメージなのだが、
きちんと働いていたら相応のダメージとなる。
恨みの程度に応じてフルスイングするか、
デコピン程度に留めるか決めたが良い。
そろそろ頃合いである
私もまだまだ頑張るつもりであるが、
そろそろ我慢の限界である。
飲食で成功することや
DIY戸建プレイヤーで成功するには
理由が必要だ。
飲食で成功するのは、もうこれしか道がないと、
腹を決めた時である。
いつでも他の、もっと楽で儲かる道があると思えば、
退路を断って戦えないものである。
勤め人もしかり。
私が卒業するにはもっと闇が必要である。
闇とはパワハラだったり、病気だったり、
出世の道が断たれるなど、さまざまな闇があると思う。
闇が深ければ、その闇から脱しようとして、
どうにかして勤め人を卒業しようというモチベーションに繋がる。
私にはもう少しだけ、闇が必要だと思う。
まだ、この程度なら、我慢すればいい。
そんな気持ちを真っ黒に塗りつぶす必要があると思っている。
そろそろ白ではなく、完全な灰色になってきた。
次は漆黒だ。
それが必要なのだ。
思えば私が大家業をスタートした時もそうだった。
司法浪人からやむを得ず勤め人になろうとしたとき、
新卒で就職した同級生たちとの差に愕然とする。
それでさらにもう1回転職したら、
ブラック企業に入ってしまい、死ぬほどの苦しみを味わった。
その後、再度平凡な給与水準の会社に転職し、
不動産と平凡な勤め人を組み合わせて、
高給取り勤め人の給与を増すと決めた。
さらに共働きのできる嫁を探して、ダブルワークでタネゼニを貯めるという
「できることは何でもする」
状態であったのだ。
そこでのモチベーションは、
他者との比較という、承認欲求の一種だったのだが、
結果的に稼いだし、不動産も残った。
別に子供が欲しくて結婚したわけではないものの、
今40を過ぎて思うと、
子供を若いうちに作っておいてよかったと思う。
40代で乳幼児や幼稚園児を抱えている同僚を見ると、
これは定年まで勤めるしかないな。
と、可哀想になる。
その後、転職で給与がUPして、ダブルワークも辞め、
不動産も増え、妻が相続でさらに世帯年収がUPしてしまった。
こうなると、闇が消えてしまう。
他者と比較してしまうような劣等感も承認欲求も消えた。
こうなってしまうと、
新しい闇が必要になってくるのかもしれない。
そろそろ頃合いではあるが、闇が足りない。
もう少し闇を欲する。
闇を得るにはどうしたらいいのか?
これはナカナカ難しい。
勤め人卒業をしている人を見ると、
私よりも相当にブラックな環境に居たような気がする。
長期の入院で身体を壊して、
勤め人を続けることに生命の危機を感じた人。
親戚や親友の死を目の当たりにして、死生観が大転換した人。
このようなケースが多い。
一方私である。
別に独立起業の野望もないし、
勤め人を辞めてまで打ち込みたいこともない。
社会的な信用もあるし、家族にも言い訳が立つという理由だけで
勤め人を続けてしまう。
闇は求めてやってくるものではないし、
そもそも、不幸を自分から探しに行くのは非合理的である。
だが、子供の成長、親の老化に伴って、
闇は迫ってくるはずだ。
何らかの闇だ。仕事でパワハラを受けているのもその一環だ。
不動産CFが増加するほどに私の我慢のハードルが下がっていく。
闇がとんでもなく低いハードルを飛び越えて、
私に覆いかぶさってくる。
我慢のハードルが下がり、
闇が攻めかかってくるまで、待つ。
をはり