マンジャロ2ヶ月目(5㎎)

健康

経過報告

マンジャロ投与中の経過

2.5㎎の投与を4週間。
5.0㎎に増量して4週間目である。

ダイエットする理由。
30代まではなんとなくモテたいという脂ぎった感覚も残っていた。
(そもそもワシは既婚者であるが)
ダイエットの動機も、それであったことは否定できない。

しかし、40代も半ばに差し掛かってきて
(思えばあっという間だった)
動機は100%、健康である。

兄貴に始まり、知人、友人が循環器系の疾患で通院するようになってきた。
脳にヒットすると脳梗塞、心臓にヒットすると心筋梗塞で、
「一発退場」である。

私も体重が90㎏越えをキープするようになっていた。
ただ、甘いモノは食べないし、糖質制限もやっていたので(?)
健康診断はほぼ健康。
オールAとはいかないまでも、メタボ診断以外は全てB(経過観察)以上だった。
Dとかになると、速やかに受診せよ。
みたいなことになる。

とは言え、このままの状態で大家+勤め人で走り続けることもできまいと、
ずっと「そろそろ抜本的な対策を打たねばな」
と、思っていた。

そんな時に敬淑する聖丁もマンジャロを打ってみるという情報を察知して、
なんだそれは?と、思って調べてみた。
GLP-1、GPI というホルモンが存在し、過食を防止する機能が内臓にはあるらしい。
私を含めて、肥満傾向にある人は、この分泌が弱いのではないかと思う。

丸の内のOLは、手のひらに乗るような、お弁当を1つ食べて食事を終えている。
あれは信じられない。
私は、ラーメン二郎の大、肉マシの野菜マシマシも普通に完食できる。

推定カロリー2,500kcal

フードファイターはなぜか太らないが、
私は正直に太る。

何と言うか、人それぞれ性格が違うように、
食べられる量も違えば、食べた結果として脂肪で蓄える割合も異なる。
それは医学的に分解していくと、ホルモンの分泌量であったり、
内臓の吸収力の強弱として細分化されるのだと思う。
さらに運動で痩せやすい人、痩せにくい人、運動を苦に思わない人、
思う人など、さらに分岐していくことになる。

私もマンジャロという薬品で効果が得られるか分からなかったが、
今のところはまずまずの成果が出ている。

開始時 94㎏ 現在 89㎏

最大97㎏まで増えたことがあるが、
マンジャロ投与前の平均は94㎏程度だったと思う。
2ヶ月経過して89㎏なので、まあ、いいペースで落ちていると思う。

最大の効果は何度も言うが、
「空腹感の除去」である。
ちなみに週3日飲酒していると、体重は減らない。
食べれば食べた分太るのは変わらないが、
その前段階として、空腹感自体は少なくなる。
これが最大の効用だ。

さらに、食べると胃酸が出る。
逆流性食道炎になるほどだ。

GLP1、GIPの効果だと思う。
胃酸が多いことに対しては「重曹」を飲むことで解決可能である。
アルカリ性で胃酸を中和してしまうのである。
ただ、食べる量を減らすと大丈夫だ。

あとは揚げ物は避けた方がいい、
これも胸やけするようになる。
フードファイター体質から、常人体質に変わったと思えば、
副作用というより、豚から人間に戻ったという、正の作用と言える。

マンジャロ2.5㎎では体重は維持であったが、
5㎎に増やしてから4週間で5㎏なので、ちょうどいいペースだ。
空腹感との戦いが終わるという意味で、非常にいい効果だと思う。

人類は過食を克服したのかもしれない

糖質の分解を促進するホルモンは多数あるが、
糖質の摂取を抑制するホルモンは1つか2つしかない。
人類300万年、いや、生物の数億年の歴史を顧みるに、
生存とは即ち食べることであった。

人類は、飽食によって引き起こされる病気と数百年戦ってきたのである。
病気のかなりの割合が食事によって引き起こされている。

GLP1、GIPに働きかけるこの薬品の開発は、
恐らく人類が過食を克服するキッカケになるのだと思う。
糖質制限と言う糖尿病に対する効果的な食事療法からさらに前進した。

食料不足(現実は食料の偏在)の問題も改善するだろう。
少なくとも私としてはそこまでのモノだと思う。

美容体重を目指す女子がこれを服用するのはダメだが、
肥満傾向にある中年は、早い段階でこの薬品を予防的に摂取した方がいい。

標準体重(67㎏)までは投与を続ける

毎月5万は痛いが、67㎏(あと22㎏笑)までは投与を続ける。
体重の減少が止まったら、投与量を増やす。
この方針に変更はない。

ただ、私は実際の体重の方が見た目の体重より重い傾向にあって、
以前ダイエットに成功して70㎏になったときは、
病的だ。と心配されてしまった。
とは言え、標準体重までは投与する。
標準体重まで下がったら、投与を辞め、また増えたら投与を再開する。

それで糖尿病やら心疾患を回避できるのであれば安い投資だ。
重篤な状態にならない限り、保険医療は受けられない。
重篤な状態になったら、もう死と隣り合わせだ。
そこまで俺は待てない。

バフェットの資産の9割以上が、
69歳以降に増えた資産だというじゃないか?
私はまだまだこれから資産が10倍(20億)、30倍(60億)になるチャンスがあるし、
可能だと思っている。

才能の不足を長寿でカバーする作戦だ。
資産の恩恵を受けるのは、私の遺伝子を受け継いだ次世代以降である。

みっともなく生命の維持にしがみついていく。
あの世に行くのをギリギリまで遅らせる。

今後もレポートを続けていく。
こうご期待だ。

つづく