ポールさんの勤め人卒業時の状況から見る問題意識

勤め人卒業関連

見たかお前ら!

https://www.kenbiya.com/ar/cl/pole/123.html

34歳、貯金1,500万、家賃2000万/年だそうで。
(なんだ、健美家、俺のコラム消したな。ブログのリンクはあるが)

すごい。
私より一回り若い年齢で、
私と同程度の現預金水準と家賃収入だ。

ただ、ポールさんも言っている通り、
これではまだ少ないと思う。
ただ、見切り発車しても死なないレベルでは、ある。

私も貯金が15百万円、家賃が20百万円程度だと、卒業には踏み切れない。
特に息子の教育費を考えると不安になる。
ただ、私の場合には世帯年収という概念を入れれば、
一気に盤石となる。

34歳、地方在住で貯金15百万、家賃20百万は、
正直に素晴らしい成果だと思う。

それだけでもスゴイのだが、
今では一人デベロッパーとして、
新築を富裕層に卸して売っているらしいじゃないか。

再現性はない。
99%の人は出来ない。

これは天才の仕業だ。
個人的には普通の人は、ふんどし王子を見習った方がいい。

彼は高卒製造業の勤め人と言っているが、
単に大学に行かなかっただけで、非常に頭脳明晰だ。
神があえて高卒勤め人から大家業で成功するように仕組んだと、思える程だ。

ポールさんの記事に書いてある資産・収益状況があまりにも
私の今と重なったので、驚いた。

さらに問題認識として、
キャッシュが全然ない。
これを問題視した点も見逃せない。

慢性的キャッシュ不足

株式投資家でも大家でも、トコトン「売らない」
ので、慢性的にキャッシュが不足する問題だ。

多少蓄積されても、すぐに投資に回してしまうのだ。
私もまさにここ2年、追徴課税地獄から抜け出して、
今度はキャッシュ不足地獄に苦しんでいる。

やっと、キャッシュリッチ経営に切り替え始めている。

つまり私はポールさんよりも12年遅れで生きているということだ。
まあ、天才のポールさんからたった12年しか遅れていないのであれば御の字である。

さて、次に。だ。

大家業1つでは、
家賃収入の範囲で生活する。
家賃ー生活費の余剰資金で投資する。

このサイクルを回すわけだが、
ポールさんも、私も、足りない。
という問題にぶち当たった。

ポールさんのソリューションは
「新築を作って売る」
1人デベロッパーになって、キャッシュを稼ぐ。
これを大家業と並走させたというわけだ。

私のソリューションは
「勤め人」
である。
私が勤め人を抜けることに踏み切れなかったのは、
まさに縮小均衡に陥ることが目に見えていたから、それを警戒していたのだ。(多分)

億りビトとなった株式投資家が、
いつまでも勤め人を抜けられないのも、
言わないだけで、問題の本質はそれ(=キャッシュ不足)なのだ。

家賃収入で生活費+拡大投資資金を捻出するなら
2,000万じゃ足りん。4,000万必要だ。

つまりポールさんが言いたいのはそういうことだと思うんだ。

老後に入るなら2,000万もあればいい。
しかし、34歳で勤め人を上がってしまった後の人生は長すぎる。
私もまだ46歳。

さすがにこのまま家賃2,000万をもらいながら何もしないと言うこともあるまい。
給与に代わる収入が欲しい。
これが問題だ。

聖丁の場合にはインフルエンサービジネスがあるし、
リフォーム教室、化粧品等、天才なので色々なビジネスを創造する。

ポールさんも天才だ。
1人デベロッパーである。

凡夫たる私としては、
基本的には、ポールさんが示す通りに、
家賃を今の倍、4,000万まで引き上げて、現預金3,000万持つ。
ここまで行ってから満を持して勤め人を卒業するのがいいかもしれない。

ここまで来るのになんと17年かかった。
3倍速くいけるとしても、あと6年弱。
なんとかそこまでなら勤め人も頑張れるかもしれない。

それをどこまで短縮できるか…。
心配だが、私は私でやっていくしかない。

つづく