いい人と言われるとムカつくのだ

心構え

〇〇さんっていい人よ。という噂

私の心根が善なるか?悪なるか?
と、聞かれれば、善性の方が高いと思う。
ただ、貧しくなったら詐欺の1つくらいはやってしまうかもしれない。
いよいよ死と引き換えの場面となったら、強盗、殺人を犯すかもしれない。

そうはならないように計画的に生きてきたのだから、
やっぱり善人なのだと思う。

しかし、他人から「いい人」と言われても全くいい気がしない。
良い人と言うのは2つの意味がある。

「どうでもいい人」
「都合がいい人」

この2つだ。

①どうでもいいけど、嫌われるのは面倒だからいい人と言っておく。
②都合のいい奴、仕事を押し付けても断らない。付き合いの飲み会に来てくれる。など。

②の場合には自分の都合に振り回されてくれる都合のいい奴以外の何者でもない。
自分の期待通りに動くヤツ。って意味だろう。
気が合うなら馬が合うとでも言えば良い。
仕事を引き受けるなら、仕事熱心なヤツと言えばいいのだ。

同様にいい父親、おお夫、いい息子という言い方も気に入らん。
良き父、良き夫といわれても、それは息子、妻にとって都合のいい父であり、夫なのだ。
ある意味、妻も私にとっては、家事育児を一手に引き受けてくれるので
都合のいい嫁なのかもしれない。

家族であれば子孫繁栄の目的があり、利害が一致しているので
まさにい子孫繁栄の都合で一緒にいるのだから「いい」で「いい」かもしれない。

しかし、他人はそうじゃない。

家を出たら資本主義の戦場だ、都合のいい人は骨の髄まで食われる

以前、こんな動画を見たことがある。

街中で財布をわざと落とすのだが、拾って逃げると、
「落としましたよ」と、声をかけてくる人がいる。

外国の実験動画なので、かなりの割合の拾った人がネコババしていった。
しかし、浮浪者で物乞いをしていた男性は、
「落としましたよ」と、声をかけていた。

ヤラセの可能性は高いが、
この動画が示唆していることは、
「いい人はケツの毛までむしられる」
ということだ。

世の中には信じられない程、悪意のある人間がいるのである。
奪うことしか考えていない悪党である。
SNSの世界にも大いに生息しており、
金目当てに外国への悪感情を増幅させたり、
政治家の足を引っ張って注目を集めようとしている。

そんな人間にとっては、
だまされる、あおられる人は、いい人なのである。
まさに都合がいい人だ。

この手合いを批判すると、
必ずブロックされる。
なぜならば、批判する人は都合が悪い人だからである。

いい人と言われていい気になる人は、いいカモである。

いい大家さんにも限度がある

家賃滞納者が生活が大変そうだからと、無料で住まわせてしまう。
この大家は遅かれ早かれ破綻するだろう。
「いい人」なのかもしれないが、食い物にされているだけだ。

速やかに法的措置を取って退去させなければならない。
ボッタくりリフォーム費用の請求を唯々諾々として支払う大家。
まさにいいカモだ。

しかしこれにも限度がある、
見積、請求通りの工事をしていないのであれば、
詐欺ともいえる。

ちょっと落ち度があるくらいであれば債務不履行だが、
意図的に異なる請求をし続けたら詐欺での刑事告発が視野に入るだろう。
常習詐欺だ。

勤め人大家には特に、リフォーム前後の工事の立ち合いが難しい人も多いと思う。
勤め人卒業した暁にはこの立ち合いサービスもやりたい。
特に遠隔地の大家さんだと、どうしても甘くなる。
うまく現地と連携して立ち合いをして、工事の不備などを指摘できると良い。

いい大家と言われて喜んでいてはいけない。
仕事に厳しい大家として、ビジネスパートナーの成長にもプラスになる大家でありたいものだ。

をはり