私は45回も献血をした。
日曜日には献血をしてきた。
400mlの血液を無償提供してきた。
私は健康のために献血をすることを大学生から続けている。
3カ月に1回程度しかできないのが残念だが、
定期的に血液を抜くことは健康法の1つである。
私は社会のためではなく、
自分の健康のために、献血をする。
瀉血(しゃけつ)は古来からある健康法
現代の医学では否定的であり、
私も決して血液を抜くことを推奨するものでもない。
献血であれば医学的にも全く問題ない水準であろう。
また、輸血を必要とする人のためにもなるし、
血液製剤としても治療に役立てられるのである。
古来から確かに瀉血(しゃけつ)は有効な手段として行われてきた。
過度に期待することはできないものの、私が献血程度の瀉血を
推奨するには理由もある。
瀉血を必要とする理由
まず、女性が男性より長く生きるのは生理のお陰だという説がある。
毎月一定量の血を捨てている女性が男性より長生きだというのは
説得力がある。原因を他に求めることもできるが、この生理(出血)説を100%覆すことはできないだろう。
次に、現代の栄養過剰生活である。
現代では基本的に「飢える」ということがない。
常に過剰な栄養に悩まされている。
事実、現代人は食べられないことよりも、食べ過ぎることによって病気に至っている。
血液を捨てて、新しい血液を作る程度のことは全く問題ないだろう。
ダイエットという訳ではないが、過剰栄養の排泄という意味でも献血は良い。
最後に現代人は出血が少ないという事実。
狩猟時代であれば、狩猟の過程で血を失うことは日常であった。
当然血液は一定量失われても問題ない程度に生産されることは間違いないだろう。
しかし、現代では出血を伴うケガをすることは少ない。
過剰部分の血液を捨てることはむしろ血液量を適量に保つ効果があると思う。
他にもある。
献血をすると、ついでに血液検査をしてくれる。
勤め人であれば年1回健康診断で採血検査があるが、
私は年1回では少ないと思う。
せめて四半期に1回程度の検査をする方が、速やかに異常を発見するためには良いと思う。
何より世の為人の為。
前述の通り、余分な血を抜くことは良いことだらけである可能性が高い。
そもそも献血制度が整備されているという時点で、
身体に悪影響がないことはほぼ間違いない。
この点は現代医学でも問題ないからこそ広く行われているのだ。
つまり、ノーリスクでリターンがある可能性が高い。
という取引なのである。
献血は100利あって一害もない。
皆さんも世の為人の為、何より自分のために積極的に献血をしよう!
つづく