今日は書籍のご紹介から
本多静六氏は日比谷公園などの有名な公園を設計した造園家?
の方ですが、若かりし頃より収入の1/4を貯蓄に回して、機械的に投資をして、巨大な資産を形成したという、立志伝中の人物です。
その投資手法はシンプルです。
節約して浮いたカネを投資する。
これだけです。
日本人は貯金が大好きで、『〇〇代の貯蓄額の平均値』と言って周りの貯蓄額まで気にするほどです。
残念ながら、貯蓄では金持ちにはなれません。
貯金の金利はインフレ率と同じですので、それだけでは十分なリターンが得られないまま、一生が終わってしまいます。
要するに勤め人 + アルファである
本多静六氏も要は勤め人+アルファである。
方法はオンラインサロンに入る必要もなければ、
セミナーに参加する必要もない。
そう、簡単すぎる。
株式と山林に投資していたそうだ。
本多静六氏も勤め人であったとのことであるから、
勤め人+アルファの元祖である。
私も同じことを10年後も繰り返したい
私も本多静六氏と同じことを11年やってきた。
結果的にはまだ総資産1億6,000万円、総負債9,000万円で
純資産7,000万円という低い水準に過ぎないのであるが。
これをあと10年繰り返したら私は50歳。
どこまで資産が増加しているかは分からないが、
10億円迄届いているとは思う。
まずもって始めない事には始まらない
何という地味な手法だろう。
夢がない。
10年かかってやっと手取りキャッシュが60万円に至る。
私も23歳の時は今すぐ毎月60万円の手取りキャッシュが欲しかった。
喉から手が出る程欲しくて、
投資用不動産販売へと足を踏み入れて、
ゴミクズのような労働をさせられてわずか半年で撤退した。
それから1年かけて生活を立て直し、
毎月3万円の積み立て3年定期をしながら、5万円の貯金を
コツコツコツコツ積み重ねた。
29歳になってやっとこさ初の投資用マンションを、
「妻のローンで」買ってもらうことができた。
それからまた丸2年で400万円貯めて全額キャッシュで
再びワンルームマンションを買った。
このスタート時の亀のようなのろまな歩み…。
もう一回やれと言われたらできないかもしれない…。
手取りの25%を自動的に貯金する
本多静六氏も25歳で働き始めてから、
手取りの25%を自動的に貯金していくという、
単純極まりない手法を取ったとのこと。
これなのだ!
これを3年続ければちょっとした塊(かたまり)ができる。
これを投資に回して増やす。
小さな雪玉であるが、これを核として、
さらなる貯蓄で雪を足していき、
大きな塊にしていき、そのうち坂道を転がりながら、
勝手に大きくなっていく。
大きくなったら、ちょっとくらい削ってかき氷を作ってたべても
食べるよりも早くもっと大きくなるのである。
最初の小さな雪玉が出来なければスタートラインに立つこともできない…。
もしも私があの時、不動産投資を決意することなく、
相も変わらず給料目当てのさもしい勤め人をしていたら、
きっともっと卑屈な人間になっていただろう。
収入の源を他人に握られるということは
『支配される』
ことに他ならない。
愚者は歴史を経験に学び、賢者は歴史に学ぶのである。
(初代ドイツ帝国宰相…ひでさんご指摘ありがとうございます。^^;)
私は本多静六氏に学ぶ。
勤め人なんていつだって辞めてやるし、
脅されたところで屈しない。
をはり