あの熱い日々が帰ってきたぞ。
2017年春。
私が聖丁ラジオと出会った瞬間である。
あの日からもう10年近く経とうとしている…。
光陰矢の如し
聖丁は勤め人を卒業。
私もまだ30代の勤め人だった。
このブログも聖丁の影響で始めたのだが、
聖丁はブログをほとんど運用していないし、
私の当初の目標(収益化)とは異なった目的で運用をしている。
それでも、ブログと言う形式は勤め人には都合がいいものだ。
音声、映像での発信ができないからである。
さて、
Voicyで聖丁が発信しなくなって久しい。
Noteの商品も買ったり買わなかったりしていたが、
メルマガの音声を久々に聞いてみた。
案外ボリュームがあって非常にいい。
まとめて聞いたが、
やはり面白い考察がいくつもあった。
中でも、
〇何故LGBTと言った繁殖能力が欠落した個体が産まれるのか?
(なぜ淘汰されないのか?)
〇ミハイ・チクセントミハイのフロー状態について
〇聖丁の変化(勤め人から経営者への思考の変化)
〇叱って育てる必要性
〇ナンパ師は何を求めてナンパを続けているのか問題。
などなど。
久しぶりに脳が喜んだぞ!
中でも、唸ったのが、
私と似たような境遇にある、勤め人大家の人の質問だ。
まったく同じような質問を私も10年前に聖丁にしたし、
今も全く同じような状態の私に刺さる内容だった。
その質問と言うのが
大家を始めて5年、家賃は100万円/月に到達した。
まだ、返済が8年残っていて、月の手取りは15万。
まだ34歳くらいで、返済が終われば勤め人卒業という状態まで作り込んだ。
奥さんもJTC共働き、子供二人、自分はリモートワークで育児も協力している。
この状態で次に何かしなければと思ってはいるものの、
何もできずにいる自分がもどかしい。
という質問だった。
思わず首がモゲるかと思った。
私の34歳はまだ勤め人の給料が跳ね上がって、節税もフルスロットルだったし、
まあ、何というか楽しかった。
ちょうど38歳くらいの状態。
ちょうど聖丁ラジオに出会ったあたりの私の状態に近かかった。
聖丁の回答は、
別に何もしなくていいのでは?
奥さんが3人目イラナイというなら、他に女を作って産ませたらどうか?
という秀逸な回答だった。
まさにこの回答である。
思わず膝を打った。
実際、私が2017年から2026年の現在までやったことはと言えば。
何もしないことだった。
2023年頃デカめのトラブルがあったが、
結果的には、良い方向で解決した。
災い転じて福となす的な解決をした。
2017、2018は不動産を拡大しつつ、勤め人も頑張った。
ブログなど色々手を出したが、2019年に上司が退職。
2022年まではコロナで何もできず、
2023年には勤め先の体制が私を排除する方向で動いた。
普通なら退職する場面だが、社長に慰留されたので、まだ勤め人をやっている。
ここで社長も私を排除する方向で動いたら、
労働契約法で争いつつ、SNSで誹謗中傷を開始しただろう。
危なかった。社長が人格者で良かった。
バカ(私)が少しカネを持つと、危ない。
カネがなければ転職活動に勤しむのだが、小銭があるとクダラナイことに使ってしまうものだ。
結局2023年に妻の実家不動産が完全に妻名義で確定した。
これによって世帯年収が3,000万から5,000万まで増加。
勤め先での私の栄達の道も完全に断たれたことを悟ったこともあり、
私の勤め人に対するやる気は地に落ちたのである。
ただ、私が焦って2018年に独立起業していたら大変な状態だっただろう。
まず2020年の税務調査である。
ここで私は1500万の追徴納付を行った。
勤め人卒業していたら払えなかった可能性が高い。
その後、勤め人をしながら、3年で納税のための借入を返済したが、
これも終わっていなかっただろう。
本当にヤバかった。
やっと財務が回復して、2024、2025年と立て続けに4件の投資を行った。
世帯年収も5500万に伸びた。
納税はしっかりやっているので、当然キャッシュの積み上がりも遅いが、
2026年には現預金も1,000万近くまで増えた。
あれから、10年、結果的に勤め人を卒業するでもなく、
新規事業を始めるでもなく、
じっとしていた。37歳から46歳まで、ただただ、時間を潰した。
ハデな散財もしたが、如何せん、給料が高い。
全て吸収できた。
その間、不動産は自力で増加していく。
何の動きをする必要もなく、勝手に人生最大のピンチをクリアして、
妻の相続によって、財務も盤石となった。
聖丁の相談者を評して曰く、動かずにはいられない性分。
まさに私もそうだ。
もっと拡大しなければ、早くしなければ、勤め人を卒業しなければ。
と、焦る。
しかし、これ、という動きも思いつかない。ますます焦る。
稼がねば、稼がねばと、気持ちばかりが焦っている状態。
今もそういうところがあったのだが、
あの質問者に自分を重ねてみて、
今やるべきことが分かった。
それは「余計なことはするな」である。
勤め人の高給。ホワイトな労働環境。
そして片手間で運営できるビジネス。
これを自然体で回していけばいいのである。
既に、私は、資本主義に勝利した。
秀吉で言えば、私は既に、天下を取った。
その上、領土が足りんと、明を征服するために朝鮮出兵を考えるタイプ。
まさに秀吉タイプの陥りやすい罠だ。
そして資本主義の原罪。拡大主義である。
結果は決まっている。
朝鮮を併合したら、朝鮮を守るために、満州に権益が必要になる。
満州を併合したら中国全土とコトを構えることになる。
そうなるとアメリカとも衝突する。
拡大の果てにあるのは最後、いつも破滅なのだ。
水に落ちた犬を棒で叩くようなものである。
「その辺にしておけ」と言うヤツだ。
私が2017年に聖丁に質問した時の回答はこうだった。
何が問題なのだ?最高の状態ではないか???
貴殿は、何を欲して焦っているのか?
と言われているようだった。
我、既に勝てり。
あとの人生はこの勝利を味わい尽くすことであり、
この勝利を次世代にいかに渡すかということだ。
既に関ケ原は終わった。
次は征夷大将軍の宣下を受ける。
これを秀忠に譲り、将軍家は世襲であると世に示す。
とは言え、男子承継は側室がいても難しい。
御三家を作る。紀伊水戸尾張だ。
その上で、秀忠の子、家光、忠長の争いも見捨ててはおけぬ。
どれ、1つ手本を見せるか。
さて、そろそろ豊臣を大阪城から追い出さないとな。
とまあ、大御所様もやることは尽きないものである。
さて、徳川家康公49歳の時、
北条征伐が終わり、関東の地へ送られたのが、この時。
私もあと数年で勤め人からは足を洗う時が来る。
家康公が慣れ親しんだ、東海地方、甲信地方の領土を追い出され、
荒れた湿地である関東に入った歳だ。
家康公はここから還暦を迎えるまで、
臥薪嘗胆する。
荒れた関東平野を開墾。
子作りに励むのである。
恐らくこの間に独自の健康管理法も熟練させたであろう。
秀吉が色と欲に溺れている間、
知らぬ間に、長寿戦を仕掛けていたのである。
家康も同じように振舞っていたら同じ時期に死んでいたかもしれない。
私も見えている、50歳前後でおそらく勤め先をたたき出される。
そこから10年、臥薪嘗胆する覚悟が必要だ。
今すべきは新規事業に非ず。
大家業の拡大にも非ず。
エネルギーを貯める時期なのだ。
具体的には、節制、節約、健康増進、生活を質素にまとめる。
並行して現金の蓄積である。
今後10年以内で必ず大きな経済危機がある。
その時、出陣するべく、兵を養うのだ。
実は、過去のショック(リーマン、震災、アベノミクス、コロナ、ナフサ)
いずれも十分なカネを以て臨んたことがない。
マトモな兵力(カネ)で戦場に立ったことがないのである(笑)。
一度はやってみたい場面ではある。
をはり
2026年5月18日(月)

