4月も早中盤にさしかかろうとしている。
3末に「勤め人大家」から「大家副業勤め人」にクラスチェンジしたのだが、
繰り返し、繰り返し言っておかないとまた勤め人ワールドに埋没してしまいかねないので、
あえて、何度も言っている。
さて、4月は例年勤め人月間である。
昨年も本当に忙しかった。
天才上司君の部下に配属されたのだが、
天災上司君から指示される仕事の他にも以前の退職者の後始末仕事があるし、
大量離職者を出して人材が希薄なった先との新規ビジネスも担当させられた。
私も根がマジメなもんだから、ハイハイと引き受けていたが、
本当に仕事が回り切らなくなった。
そうかと思えばエース級の社員を社外へ派遣してみたり、
役員にして派遣してみたりと、
労働力の効率的な分配の真逆をやっていた。
そのくせ「SATさんは暇そうだ。
サボっている」と言う。
天才上司君はデータが大好きなのだが、
俺への批判はデータがねぇ。
私の意見を言うとことごとく根拠は?データは?というくせに。である。
自民党の議員が外国へのカネのばらまきは財源なんて言わないくせに、
国民への支出となると「財源は?」と、聞くのとそっくりだ。
まあ民間企業なんてそんなものである。
所詮人のスキ・キライで回ってるのだ。
それに文句があるのなら、独立起業するしかない。
俺たちを守ってくれるのは「労働法」これしかない。
それでも性善説でやっていたが、
昨年末にケアレスミスで契約書を差替えになったことを理由に
100点満点中29点です。
とか言うヤツでもう完全に頭にきた。
別にそんなことを言わなくてもいいと思うのだが、
何のために言うのか全く意味わからんのである。
そんなことを言うなら、私だって、
お前は浪人して〇〇大学か?
アホだな。おれは現役で〇〇大学に受かってるが?
とか、そういうレベルの低いことを言ってくる。
そういうアホなことを言うつもりはないが、
ここでは言う(笑)。
まあそこまでは良いが、
私の契約書作成ミス(チェックする部署はスルー。そっちは責められんのか?)
に対して、天才上司君は期限厳守の案件を守れなかった。
ああ、こりゃクビもあるな。
と、思っていた。
社長は元外資系金融マンだ…。
ところがどっこい。
「お咎めなし」
私のやる気はついに地に落ちた。
これまでは、会社のために担当業務外の仕事も可能な限り協力してきたが、
もうしない。
頼まれても、善処します。
って言うわ。
マジで。
コイツらのために利益を出す時間を、
自分の商売に回した方がいい。
去年はそんな感じでイライラが溜まる1年だった。
4月あたりからその兆候はあった。
今年は社長の配慮で天才上司君の下から外してもらえたので、
だいぶ、マシである。
とは言えだ。
とは言え、労働者やるのも心に限界が見えているのも確かだ。
これで、勤め人1本でやる!
と、腹を決めているなら、ヤツらを押しのけて出世する作戦でも考えるのだが、
いかんせん吹けば飛ぶような中小企業だ。
そんなら最初から前の会社を辞めてない。
2社目の会社がリーマンショックで吹っ飛んでから、
会社というものは全く信用していない。
実際信用ならん。
仮に明日、私が心筋梗塞で倒れたとしよう。
勤務先は法律で強制されたこと以外の支援はしてくれん。
法律で許された範囲まで支援したら解雇してバイバイである。
社員は家族!とか言う会社は、あれだ、
家族という言葉で騙して労働力をむしり取って、いざ労働者が困窮したら
切り捨てる、嘘家族である。
社員は家族じゃねえ。労働と給与の関係でしかない。
その証拠に社員を去年一人切り捨てた。
ハッキリと切ったのである。
しかし、それは隠された。
政治家は裏金を隠す。
企業も不正を隠す。
まあ、きれいごとを言うヤツらは大体そうだ。
私は生まれつき正直だから全部しゃべってしまうし、
切るにしても礼を尽くす。
ひでえ話である。
だがしかし、
世界は残酷なのだ。
最初っからな。
だから男は強くなければいかんし、
優しさも必要なのだよ。
自分が殺されないために。ね。
そんな毎日である。
をはり
2025年4月11日(金)
