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2025年3月3日(月)

3月の最初の営業日である。
毎月BSを作って管理しているが、
総負債1億行くかと思ったら、
ギリギリ99百万円で3末を向かえそうだ。

なかなか1億は超えない。
毎月100万円近く返済に回しているので、
元金もガンガン減っているのだ。

約定返済の元金としては50万円なのだが、
借入はなるべく短期に設定して、
勤め人を卒業するタイミングで短期借入を片付けると、
月CFが安定して生活費を超えるように組み立てているのである。

退職金もある。
持ち株会ではないが、勤め先の株も持っている。
これは退職時に他の社員に売ることになっているから、
その金も入る。

BSには計上していないものの、
退職時には結構な額が入ってくるのである。
普通中小企業に退職金はないが、
節税の一環で保険を掛けているらしい。
1年100万くらいの積み立てであり、
1,000万円が上限だ。

平均2年以下の勤続年数なのだが、
5年(?)以上働くと権利が得られて、
12年勤務の私は満額支給である。

ありがたいことだ。
それで公庫の借入を片付けると、
毎月のCFが30万円以上改善する。
月100万CFほぼリーチの80万円までは見えている。
月100万では足りないかもしれないが、
1年は休もうと思っている。
休んで休んで休みつくして、
どうしてもヤリタイことを掘り出す。

そんな予定だ。

今見たら公庫の借入残は600万だ。
退職金関係で15百万はドンっと入るので、
かなり余裕がある退職生活だ。

無理に公庫を返済せずに
貸家をキャッシュで2戸買って、
公庫の返済にカウンターを当ててもいい。

また、私は別に急いで勤め人を辞める必要もないし、
転職しようと思えばもっとホワイトな職にも就けないことはない。
(しないけど)

右に行っても勝てる。
左に行っても勝てる。
両面で勝ち確定である。

例えるならば、三方ヶ原の戦いで、浜松城を前にした
武田信玄軍のような状況である。

目の前には籠城する徳川家康。
西には救援に向かう織田信長軍。

愚かな大名であれば浜松城を力攻めしてしまうところだが、
武田信玄は浜松城を無視して西へ向かう。

ここで徳川家康は己の失敗に気づくのである。
このまま籠城していては、
西上作戦を進める武田軍が、織田信長軍を木っ端みじんにする。
その時、浜松城を守っていても、孤立無援となる。
「打って出る」これしか選択肢がないのだ。

王手飛車取り。
王手されているのだから、飛車(籠城)は捨てるしかない。
打って出たら、武田軍は当然踵を返して、得意の野戦で
徳川軍を破る。

三方ヶ原はまさにそのような結果だ。
本来であれば、さっさと浜松を捨てて、
織田軍との合流を優先すべきであったのだが、
そんな判断ができるほど家康公も若くはない。
何しろまだ30代半ばである。

私はこの戦略が好きである。
徳川家康が素晴らしいのは三方原に敗れた後の
小牧長久手の戦いで、秀吉に全く同じ戦法を取られた際、
奇襲部隊を派兵して池田恒興、森長可を打ち取るという戦果を挙げる。
これが秀吉全軍の三河中入り作戦であれば家康はどうしただろうか。
恐らく逆に大坂目指して進軍しただろうか。

さらに関ケ原の戦いでも、
大垣城に籠城する石田三成に対して、
これを無視して大坂城を攻める姿勢を見せる。

武田信玄にやられた戦法を完全に自分のものにしている。

話はそれたが、
まさに私もこの状態を作った。
勤め人を嫌々でも続ければ続けただけ、
資産は盤石となる。
辞めたらやめたでストレスフリーの質素な生活が待っている。

勤め人の嫌なところは無視して通りすぎる。
とは言え辞めもしない。
SATは止めようがない。ノってきたSLAMDUNKの三井寿状態だ。

とりあえず空いている担保が再建築不可であるが
行徳戸建、千葉戸建と2つもあるのだ。

これを共同担保に入れて2つ買うと、
CFも月100万に届く。
その形を年内に作ってだな。

後はしばらく様子見だ。
そうしているうちに公庫の返済が終わってしまう。
退職金で処理しようと思っていた公庫が普通に完済になる。

退職金が丸々残ったまま、
卒業ステージに入るもよし。
退職金でトラストを繰り上げ返済するもよし。
新規物件を投資するもよし。

待てば待つほど有利になる。

色々考えていると、面白いが、
勤め人に身が入らなくなる。

危ない危ない。
今川義元は勝確の勝負で命を落としたのである。

戦勝五分を以て上と成す。
適当なところで納めるのが最善。
十の勝利は驕りに繋がる。
適当に負けねばならん。

つづく

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