時代はアレだな。
事業性融資。
アパートローンではなく、
事業性融資。
色々なメディアで、
現預金が融資の呼び水になるということが、明らかになってきた。
私も最近になって常時100万だった現預金水準を、
300万→来月500万予定。
と、ガンガン増やしていく予定だ。
増加させる原資はボーナスだったり、
借入金だったりするのだが、どちらでも構わないのである。
SAT債の債権者の皆さん、
SAT1,000円Web面談を受けた皆さんも
一気にキャッシュポジションを上げ始めている気がする。
インフレ、なおかつ金利が上がっていく中で、
キャッシュを増やすって狂人ですか?
という人は何もわかっていない。
今ここにある現金。
これ以上の信用は存在しないのである。
信用とは現金であり、現金とは信用である。
借金で調達して口座に置いてある現金も信用なのだ。
即ち、
この現預金があるという事実が、
金融機関からの融資を呼ぶのである。
たしかに500万の現金を口座に置いてしまうと、
年3%のインフレ率では年15万円の価値が減少していく。
しかし、バランスシートの反対側では500万円の借入金も
15万円減少する。
たしかに金利が3%だとすると15万円の金利はかかってしまうのだが、
500万円を金利が喰いつくす迄には30年以上かかる。
借入も消えているだろう。
その間にどれほどの融資を引き込めるだろうか?
その融資金でどれだけの貸家を買えるだろうか?
現金は正義だ。
借金も正義だ。
少なくとも月商の3か月分までは増やそう。
それを超えたら、
超えた金額を投資に回していくイメージで良い。
大体、キャッシュが無いヤツに限って、その言い訳をするために
資金効率だとか、インフレ率だとか、
自己弁護している。
(先々月までの私)
キャッシュ・イズ・キング。
キャッシュが全てを解決する。
金利を払っても、
PLがしっかり利益を稼いでいれば、
返済するのは将来のPLである。
利払を余裕で吸収できるだけの強いPLがあれば、
全く問題ない。
節税が課税の繰り延べだと言うが、
借入金の返済も将来への先送りなのである。
そして、課税、返済を将来に先送りをして、
今、現金を積み上げておくこと。これが借入である。
将来返してもらえるんだから、今これだけ貸しましょうという
シンプルなロジックである。
これは即ち将来実現することが確定している利益を
先に口座にドンっと置いたということである。
その口座に鎮座する現金の調達原資が、
金融機関からの借入金だったとしても、だ。
それは金融機関が将来、この企業は、
これだけ稼ぐこと間違いなし。
と、太鼓判を押したのと同じことだ。
信用創造だ。
将来稼ぐという信用があるから、今現金を貸す。
その資金を使って、さらに将来の成長に投資する。
この好循環に入ることが大事である。
思えばこの15年くらい、
借入少な目で手元の現預金で細々と運用してきた。
最近「楽待ちゃんねる」で、
夫婦Wワークで3年で家賃5,500万、CF2,300万という夫婦を見たが、
恐らく相当キャッシュを持っていたのだろう。
その潤沢なキャッシュと、夫婦共働きで1部上場企業という圧倒的な与信力を使って、
「初手、王手」みたいな離れ業をやってのけたのだと思う。
実に羨ましい。
思えば遠回りをしてきた。
司法浪人を経て、サラ金の子会社で勤め人を始め、
3人の子を(妻に)育て(させ)、転職4回、勤務先の倒産1回。
中古ワンルームから、再建築不可戸建、連棟テラスで郊外ばかり攻め、
もう少しで不動産CF100万となったその瞬間、妻は相続一撃で
私の不動産CFを上回る(でも毎年400万の生活費給付は私から回収し続けるらしい)。
結局ヒーヒー言いながら勤め人を継続。
俺はマンジャロを打ちながら必死で労働力投入。
パワーカップル一撃で、家賃年5,500万、CF2,300万だと?
羨ましいじゃねぇか!!!!
都心で買っていた大家は含み益数億だと????
俺はせいぜい3,000万円だ!
チクショウ!
都心は高くて無理だと思ったら、さらにその上に値上がりするとはな!!!
こんな時代が来るとは思いませんでしたっ!!!
しかし、あれだ。
世帯年収2,300万円でスタートダッシュで家賃5,500万を3年でキメた
天才夫婦。
私は彼らではなかったと言う話。
私も妻もあの夫婦ではない。
私達は私達なりにやっていくしかない。
比べても仕方がないことだ。
だた、忘れてはいけないのは、
私達夫婦も、「初手王手夫婦」も、いずれも勝った側にいる。
初手で王手飛車取りを「食らった」パワーカップルもいるのだ。
例えば、いきなり1億の住宅ローンを組んでしまい、
家事育児の負担バランスに失敗してしまうパワーカップルも
相当の数いる。
離婚に至ったケースもあるだろうし、
一発逆転を狙って地方新築アパート利回り7%でハメられて、
身動きが取れなくなってしまっている夫婦もいるに違いない。
そんな中で2,300万の世帯年収からアパートローンで王手ってのは、
野球で言ったら、高校野球でエースで4番、ドラフト1位でプロになったようなものだ。
勉強で言ったら、開成高校から現役で東大合格、三菱商事に入社するようなものか。
他人は他人、我は我である。
臥薪嘗胆。
色々な情報を集めながら、
自分のやり方で一歩一歩進んでいくのだ。
今までそうやって生きてきたし、
これからもそうやって生きていく。
子供達も一歩ずつ確実に歩くやり方しか教えることはできない。
一足飛び、最短で王手をかけるような方法を私は知らない。
でも、失敗する方法なら知っている。
一族で10年、20年、30年単位で一歩ずつ前に進んでいければそれでいいと思う。
をはり
2025年12月16日(火)

