私の勤め先には社員貸付制度がある。
そういえばあったな…。と、思って規定を読んでみたら、
MAX300万、資金使途は住宅、教育、介護など。
ふむふむ。投資はダメか?当たり前だが。
しかし投資が商売の会社で投資がダメってのも、
まあ、アレだ。
ジャパニーズ企業って感じだな。
金利は1%だと?
安い。
小口のSAT債を全額肩代わりしてもらえる程の金額である。
300万は常備してあるが、
300万は大金である。
これが追加されて、600万になるとかなり世界が広がるな…。
そう思ったのだが、よくよく考えて見ると
そういえば勤め先の社長から、評価される借入じゃないな…。
と、思い直した。
この制度、使うと評価が下がるな。と、思い直した。
よって撤退だ。
そもそも来月まで待てば、賞与が500万程度(手取)支給されるだろう。
それを待って法人口座にドンと置いておきながら、
信金融資を引っ張って、2026年の目標である、現預金2,000万に
引っ張り上げることにする。
金融機関から借入をするのであれば、
特に問題ないが、
勤務先の社員貸付制度はちょっと違うな。
と、思った。
大企業であれば事務的に淡々と処理されるのだが、
私の勤め先のような社員20人にも満たない小さな会社。
それも給料は悪くない会社で、たった300万で借入を必要とする
計画性のないヤツなのか?
と、思われるのも癪(しゃく)に触る、というか危ない。
無駄な憶測を呼んでもいけないから、
社内貸付の利用はやめておくことにした。
社長が、
「貴様らぁぁぁぁぁぁ!1%で300万の金が落ちてるのに拾わねぇヤツは投資なんかやる資格がねぇんだよ!ダボがぁぁぁ!」
と、絶叫しているのであれば、
「チッス社長!、俺借りるッス!」
と、なるのだが、
どうやらこの制度、使うとマイナス評価が来そうな気がする。
俺の直観がザワついた。
勤め人生活20年。
俺の嗅覚は、そうそう間違えないぜ!
つづく
2025年12月15日(月)

