11月も終わった。
最終営業日だ。
思えばよくも勤め人を辞めずにここまできたものだ。
勤め先での労働は早いもので10年とプラス数年。
12月で満〇〇年である。
最近勤め先の知り合いがこのブログに辿り着いた懸念があるので、
特定できないように色々小細工をしているが、
手遅れだ(笑)。
さて
思えば勤め先に入社して2年目から10年目くらいに、
ドエライ、ビッグなトラブルが発生した。
1年目からなぜか勤め先の社員にイジメを受けていて、
何もかもが面倒くさくなっていた時に、
そのトラブルが起きた。
あまりにそのトラブルがトラブル過ぎて、
イジメられている問題など、どうでもよくなった。
それで毎日毎日必死で労働して、トラブルに対処する。
そんな30代だった。
ふと、トラブルが無事に解決して気が付いたら、
私はまた、イジメを受けていることに気づいた。
待てよ…。
俺は入社以来、ずっと陰湿ないじめを受けていたのではないか?
と、思い直した。
そうだ、それに気づかなかっただけだ。
要するに、勤め先の問題などどうでもいいくらいに、
私は忙しかったのだ。
つまりだな、
今、安定して、暇だから些末な問題に対して気づくのである。
もっと大きな問題を自ら設定することができれば、
職場の陰湿なイジメは気にならなくなるのではないか?
と、思い直したのである。
自分で設定すべき問題に関しては、まあ、年内に考えるとする。
人の悩みというものは、
一番大きなものだけが見えている。
つまり、私が今、気になっていることが、勤め先の人間関係だとしたら、
おめでとう!
私の人生は順調だ。
この程度の問題が問題と認識されている時点で、
私の問題は軽い。軽井沢だ。
来年こそは、どうでもいいこと
ではないことに何か興味を持ちたいものだ。
ただ、既に勤め人以外の稼ぎで2,000万弱のところまで来ている。
私の副業は色々あるのだが、どれも製造原価、仕入原価がない。
つまり、売上高=粗利である。
粗利で2,000万、ローン組めない物件が多いので、
自然と、借入金も少ない。
返済率は40%前後で済む。
まあ、平均的な勤め人くらいの役員報酬を取って生活することは可能である。
残念と言うか、何というか。
長男でお私立受験はコリたので、
次男三男は公立に進む予定だし、
私は既に日本の大学教育に期待していない。
大学に行きたければ国立に自宅から通ってもらう。
特に集中投資すべき勉強の才能があるような子ではない。
高卒でも私と一緒に商売をしたらいい。
そんな訳で、教育費もかからなそうだし、
これ以上稼ぐ意味は、ない。
確かに一家私一人で2,000万程度の粗利だけでは
心もとないかもしれないが、
妻も相続で同額の稼ぎがある状態だ。
これ以上勤め人を続けるのも、
独立して勤め人並みに稼ぐのも、
必要のないことなのだ。
そう考えてみると、マンジャロを買ったり、
漫画を電子書籍で10万円分オトナ買いして読まない。
というふざけた浪費をしながら、
結果にコミットしない勤め人をヘラヘラと続けても問題ないし、
卒業してヨガをやってみたり、断食道場に行ってみたり、
お遍路にチャレンジしてみたり、戦国時代の古戦場巡りをやってもいいのだ。
ただ、ね。
今の勤め人の地位は、「辞めます」と言った瞬間に終わる。
二度と戻らない。
また戻ってくることは可能かもしれないが、
今の会社には無理だ。
勤め人を1回卒業してしまったら、
次に戻りたくても、同様の地位では戻れない。
とはいえ、やり残したこと。
後悔しそうなことは、ない。
逆に、
辞めてまでやらなければならないことも、ない(笑)。
ヨガでも断食道場でも、お遍路でも、古戦場、城めぐりでも、
60歳以降でもできるのだ。
逆に60歳以降に、今の勤め人はできない。
今できることをやる。
それも大事なことかもしれない。
要するに学生の父親プレイ、
中年勤め人プレイである。
逆に辞めないとできないことは、
40代の社長業だろう。
特に社員を雇っての社長。
30代起業家、これはもうできない。
タイムマシンがあってもできない。
あと独身30代、独身40代、これも無理だ。
とはいえ、人生は取捨選択。
全部を堪能することはできぬもの。
選ぶしかない。
常に選択だ。
今のところは、2026年も勤め人継続かな、と思っている。
ただ、辞めたくなったら、辞める。
クビにしようとしてきたら、
私も揉め事が好きなので逆に居座ろうと法廷闘争をやるかもしれん。
つくづく争いが好きである。
物理的な戦闘行為は嫌いなのだが、
法律で殴り合うのはとても好きなのだ。
難儀な性格である。
をはり

