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2025年10月20日(月)

長男が高校2年生にもなって、
やっと重い腰を上げた。

別に高卒でいいじゃん!
という私の言うことを聞かず。
大学に行きたいらしい。
大学に行ってどうするという発想もない。

私のように勤め人をしながら大家になってヘラヘラくらしたい。
と言う。

その意気やヨシ。
しかし、私はヘラヘラ勤め人をして大家をやっているのであるが、
ここに至るまでに、挫折と苦しみを経ている。

その敗北の屈辱と、反骨のエネルギーなしに、
今の私だけを見て、私のようになりたいというのは
少々虫がいい話ではないかな?
と、思える。

ま、30歳くらいまでは辛酸を舐めつつ、
なんとか嫁と子供を持ってほしい。
その背水の陣から逆転しなければ!
というプレッシャーがあればこそ、
資本家しかねぇ!というパワーが湧いてくる気がしないでもない。

男は30歳くらいまでは、失敗の連続くらいでも構わない。
失敗するエネルギーがあればいい。
失敗は挑戦の結果だ。
挑戦しないでニート、平均的勤め人、独身貴族なんてやって現実だけに生きているヤツ。
これはダメだ。
モノにならん。滅びるべき遺伝子である。

怒りのパワーがある30歳になってほしい。
そこからがスタートだ。
資本家になる!という確固たる意志。それがあれば、コトは9割、成ったも同然である。

ま、息子どもの話はどうでもいい。
俺はまだ、自分の人生をあきらめて、
子供の人生に逆転の可能性を賭けるなんて
そんな枯れた発想はない。

初代としてまだまだデカくする覚悟ってヤツがあるんだ。
さて、その意気やヨシであるが、
目下の課題は現預金500万円という、ハエがたかりそうな低俗な目標である。

資金繰りを見渡してみると、
足許は確かに400万あるのだが、
12月まで一向に増える気配がない。
SAT債の新規発行と公庫の200万運転資金。
これは投資物件の購入等ではないから、
純粋なマイナスキャッシュフローになる。(18万円/月)
結構カツカツ具合である。

さらに法人税の中間納税もある。
(消費税も)
結局来年賞与の1月までこの目標は未達で終わる。
(クッ、結局勤め人頼みかよ…。)

この現預金の積み増し作戦が、
一体全体、どのように私の今後の拡大戦略において重要性を増してくるのか?
疑問に思っている読者も多いと思う。

実は私も民間のBANK(銀行、信金、信組)から融資を受けたことがないので、
何とも言えないが、勤め人の仕事では、
投資先の中小企業に、運転資金を借りさせたり、
借換してこっちのファンドの借入を返済するようアレンジ業務をやっている。
その観点で言うと、やはり業績が良ければ、
担保不動産がなくても全然融資は、出る。
私が狙っているのは、大家業の担保物件依存の融資ではなく、
事業収益を評価しての融資ってヤツをしてもらうのだ。

結局、私の買う不動産は再建築不可なんだ。
融資が付かん。
不動産依存ではなく、PLとBSを評価してもらいたいのだ。

そうなると、PLはマズマズ改善している。
問題はBSの資産だ。
当然激安で買っている不動産で、簿価は小さいが、
金融機関がゼロ評価してくると少々悲しい。

だから、それがゼロ評価されたとしても、
キャッシュがこれだけあるから債務超過ではない。
代表者の貸付金も自己資本とみなす。
というルールを駆使して、実態債務超過を回避して、
PLの収益力で融資を引く。
それでさらに現預金を手厚くする。
この好循環を目指している。

実際の不動産購入は結局LFアセットで組む。
超長期で組んで、返済を繰り延べして、さらにキャッシュを積む。
だから狙っているのは購入資金ではない。
運転資金だ。
キャッシュがあるところに貸す運転資金。
これを狙っているのである。

まあ、実際どうなるか分からんが、
3月末の銀行のノルマ必達キャンペーンを踏まえて、信金あたりに
運転資金を申込みたい。
100万でも300万でも500万でも構わない。
もう少しキャッシュが増えたところで、打診だ。

つづく

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