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2025年1月23日(木)

勤め先の社長の温情で、天才上司君の下から異動させてもらえた。
だが、これは決して私が定年までの免罪符を得たものではない。

勤め先の社長も異動後の私の働きっぷりをよく見ているのだ。
果たして私の主張である
「3ファンド同時並行で、なおかつデータ処理作業は無理だ」
という主張。
天才上司君の主張である。
「こいつはサボり野郎だ」
という主張。

ハッキリいって、勤め先の社長はどっちが正しいかわかっていない。
ただ、SATには利用価値がまだあるんじゃないか?
という観点で、とりあえず私の主張を容れたに過ぎないのである。

ここで鼻クソでもほじりながら、
俺は社長のお気に入りでござる。
と、胡坐をかいてサボっていたら、
なんだ天才上司の言う通りか。

となって、
肩をポンポンっと来る。

当たり前だのクラッカーである。
資本主義はそう甘いものではない。

一方で天才上司君も重要案件をコケさせている。
社長は「コイツ!アホなんじゃないか????」
と、思い始めている。
しかし、一定の成果があるのも確か…。
代替もいない。
どうする社長?である。

つくづく中小企業は人材難である。
本当に有能な人材ってヤツは
新卒で囲い込まれて、順調に出世して、
オーナー(株主)の利益を最大化しつつ、
法律を守り、自己犠牲の精神を持ち、
一般兵卒の指揮もできる優秀な社員が選抜される。

中小企業は「良くて」大企業をドロップアウトしたような
二流の勤め人しか採用できない。
野心家で独立を目指しているヤツ。
犯罪も辞さず、利益に敏感なヤツ。
一般兵卒としては有能だが、指揮官としては無能なヤツ。
帯に短く襷に長し。というヤツばかりだ。

まあ、私も天才上司君もその類である。
SATは数字はやるが、不動産を買って大家業もやっている。
管理職をやる気がない。
天才上司はそつなくこなして来たが、ここへ来て大チョンボ。
社員を無駄に辞めさせる。
どっちも使い物にならんのである。

自分が悠々自適に引退して、
オーナーヅラだけできるような
有能なマネジメントがどこかにいないものか‥‥。
そんな心境だろう。

甘い、そんなヤツはいない。
いても大企業がしっかり抱え込んでいるのだ。
大企業に売ってさっさと換金するか、
息子か娘など肉親に任せるのがせいぜいである。

実は今日から出張である。
24日の午後に戻って、また出かける。
前もって予約投稿した記事だ。

SATにチャージしてくれている皆様のため、
記事に穴を空けるわけにはいかん。

つづく

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