サイトアイコン サラリーマンと不動産投資

2024年9月20日(金)

鹿児島への出張を終えた。
やはり、週3で休日があると身体が楽である。
特に飲酒イベントもなく、
実に快調だ。

来週も週4勤務であり、
勤め人ライフを満喫できている。

CFはタイトであるものの、
これは自ら意図的にタイトにしている部分が大きい。
あえて物件取得ペースを早く、
借入を短期で組んでいる。

これは自分の勤め人継続モチベーションを保つためだ。

©鳥山明先生

つまりこういうことだ。

タイトな財務と貧困状態のストレスは、
男子を成長させる。
男子というかもう壮年なのだが。

油断すると勤め人を辞めてしまう。
私が専業大家になってしまったら、
インフルエンサー()として全く価値が消える。

高給勤め人はSNSに発信しない。
知り合いの高給勤め人で、
不動産で相当のボリュームの投資をしている人がたくさんいるが、
彼らは静かに暮らしている。

言わないのである。
SNSでドヤドヤしている専業大家よりはるかにデカい。

中途半端な高給勤め人と
中途半端な大家の私が注目をされるには
勤め人継続しかないのである。

とはいえ、

私は別に注目を求めていないのだが。
あれだ、
ストレスを貯めた床屋が
穴を掘って
「王様の耳はロバの耳!!!!」
と叫んでいるような状態。
それが今の私だ。

SNSは穴である。

以前聖丁がVoicyで言っていたのだが、
リスナーの質問にこう、こう答えていた。

質問者「聖丁の発言はいつもブレがないがそれはなぜか?」
聖丁「見ている時間軸の違い。私は時間軸を長く見ている」

私は思わず膝を打ってしまった。
徳川家康と同じだ。
人生100年を全体として最適化するべく振舞っている。
家康公は徳川政権(=日本国の平和と安定)まで見据えていた。

刹那的な金儲けに興じる人はその先を見ていない。

昔商工ファンドというブラック金融会社があったのだが、
社員を低給与で酷使し、
資金繰りに悩む中小企業に高利でカネを貸し付けて、
残酷な取り立て行為をしていた。

ほどほどにしておけばいいものを、
ギリギリまで社員と債務者を追い込むものだから、
最期は国家に潰された。

サラ金も同じである。
社会問題化し、貸金業法改正、
実質的な遡及処罰である、過払い金返金訴訟地獄に追い込まれ、
結局全てのサラ金は銀行の傘下に入った。

カボチャの馬車、スルガ銀行もしかり、
確かにカネは稼げるのだが、
ほどほどにして、「道理」に基づく経営に切り替えなければ、
最期は「道理」に潰される。

かく言う私も、30歳から40歳までは、
ギリギリの節税行為を行い、
保育料ゼロで3人の息子を育て上げたり、
ごまかした税金で不動産を買ってきた。

そのツケは社会において尊敬される仕事は死ぬまで就けない。
という十字架を背負うことになった。
言わなければ就けるのであろうが、
私の性格的に言ってしまう。
結局税務署に全て回収されて責任を取ったのだが、
社会制度のバグをついて、
利益を得ようとする、このセコイ性格だけはどうも治らないらしい。
一生背負って生きていくことにする。

思えば、今思っているような、
「SAT家の繁栄」
を目標にしたのも、40歳が見えてからである。

そもそも28歳で結婚したのは、
正社員の嫁を貰い、
さっさと世帯年収で1,000万円稼ぐという、俗っぽい発想からだ。
子供をもうけたのは、
妻が3人欲しかったから。
という、私とは関係のない事情によるものだ。

昔の私は子供が欲しいなどと思ったことはない。
妻と出会わなければ、
若しくは、妻が子供など要らないという人であれば、
私は子供を作らなかった可能性が高い。

しかしだ、

妻が子供を欲しない妻であっても、
40代を過ぎて、カネを持って、
死を意識した時、
子供が欲しいと、手のひらを返した可能性も高いのである。

子供を欲しない妻と結婚した別な世界線の私は、
妻と離婚し、出産能力のある新しい妻と結婚した可能性が高い。

私はそういうことに対して案外冷徹にやってしまう。
ヒドイ一面がある。
嫌いだった祖母にはもう20年も会話していない。
多分葬儀にもいかない。
嫌いだった叔父はやっと死んでくれたが、
なんの感情もない。
実際20年以上会話することなく、彼は死んだ。
恨みもない。喜びもない。
無感情である。

愛の対義語は憎しみではありません。無視です。
と、マザー・テレサが言っていたとかいないとか。
まさにそうだ。

ある意味怒りのワードを綴るのであれば、
愛情の一側面と言えるがのだが、
無感情なのだ。
これをやる人間こそ冷徹なのだ。

そう、私は冷酷な人間である。
最期の最後にぶっ飛んだ冷徹なことをサラりとやってしまう。

飲み会に行けば、
愛想よく振舞うが、いざという時には合理的かつ冷酷な仕打ちをする。
そういう人間だ。

色々話が散らかってしまったが、
悪事もほどほどにしておかないと、トドのツマリは、
潰されるということだ。
堀江さんが潰されて、楽天、YAHOOが生き残っているのはそういうことである。

優しくするのも自分に悪意が向けられないためにやることだ。

情けは人の為ならず。

をはり

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