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2024年7月19日(金)

昨日は出張でブログを飛ばしてしまった。
仙台から帰宅したらすでに21時で、生活(入浴、洗濯等)行動をしていたらもう眠くなってしまった。
寄る年波には勝てぬということだろう。

さて、年波と言えば、年齢を経るごとに複雑な構造のゲームのルールを理解して
ハードモードで勝つという作業が億劫になっていると感じる。
具体的にはFF14だ。
オンラインのMMOで楽しめるかと思ったら、全然ダメだった。
3Dマップで地形が頭に入らないし、ジョブもわからない。
クエスト1つこなすのも苦行であった。

若い頃はもう少し楽しめたのだが・・・・。
新しい音楽にも理解が追い付かない。
古い音楽は若い頃に理解しているのでスッと入ってくるのだが…。
新しいものへの感度が下がっているのかもしれない。

思えばそれもやむをえないことだ。
20代、30代のうちはすべて楽しめるし
体力もあるから、
一生独身でもいいや!
なんて気持ちになるものだ。

体力が落ち、食えなくなり、飲めなくなり、
身体が動かなくなる。
外見も劣化して女性にも相手にされなくなって、
俺の人生には何もない。
と、思ったらあとは死ぬしかない。

そう思うと最後のよりどころとなるのは
「仕事」と「家族」であろう。

つまり「誰かとつながっていて、誰かの役に立っているという実感」
これだけが老いた後の生存理由になってくる。

仕事は勤め人だと60歳、遅くとも65歳までには強制終了だ。
70代まで働けるとはいいつつ、
70代でできる仕事は選択肢が非常に狭いのだ。

やはり、現役のうちに「俺の商売」を築いておいて、
ライフワークと言えるような軽めの仕事を作っておきたいものである。
家族もそうだ。
若く心身健康な伴侶を、早めに手に入れる必要があろう。
私は28歳で結婚したが、30代は非常に女性にモテたので、
「早まったか」と思ったが、結果的には3人の息子が手に入ったし、
妻は想定外の資産の全部承継を果たした。
それも私がライフワークと決めた不動産である。

聖丁のように考えがあってやったことではなく、
運が良かっただけなのだが。
たくさんの男女が、意に沿わない劣悪なる伴侶と、
舌打ちをしながら生活をしている状況を鑑みるに、
運に頼るのではなく、理詰めでコマを進めていくべき人生の課題だと、
つくづく思わざるを得ないのである。

出張先で出会った苦境にある経営者。
まあ不幸である。
その不幸が誰のせいか?
と聞かれれば本人のせいだとしか言いようがない。
津波やらコロナという要因がゼロとは言わないが、
同種同業の経営者がそれを乗り越えていることを踏まえると、
災害にすべての責任を押し付けることは適当ではなかろう。

私は運がよかったのだが、
そのツケはどこかで払わされるかもしれない。
運がよかったから、このまま行く。
そうは問屋が卸すまい。

息子の世代で私がラッキーで回避できた罠に落ちるかもしれない。
神は人に必要な修練を用意して人生の主要な箇所で出題してくるのだ。

油断することなく学ぼうと思う。
そんな1週間だった。

をはり

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