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2024年6月6日(木)

勤め人は茶番なのだ。

そう茶番。
茶番というのは歌舞伎役者にお茶を出す
下級俳優が行う寸劇のようなものだったらしい。

勤め人という属性が既に下級俳優なのだから、
まさに勤め人が行う仕事は全て茶番である。

そもそも勤め人は業務上ミスをしても、
故意の犯罪でもない限りは免責されている。
そんな仕事が茶番ではないわけがないのだ。

私の大家業の方がハイリスクだ。
ちょっと建物が古すぎて倒壊して、
入居者が死んだらかなりの額の賠償責任を負うだろう。
一発ゲームオーバーだ。

実際、2015年頃、所有物件が全焼した。
入居者の安否不明と聞いた時、
私は「終わった」と思った。

それと比べれば茶番で高給が頂けるならば
どうでもいいことである。

さて、

茶番を演じるのは勤め人であるが、
どの会社にも茶番の下っ端俳優の上に立ち、責任を持たされる人がいる。
オーナー、取締役の連中だ。

まあ、この連中には、
太鼓持ちが付く。
おべっかの使い手である。

太鼓持ちは「やってますアピール」がくどい。
この太鼓持ちが上に立ってしまうと、
まず邪魔だ。

決裁権限のルートの中間に立ったりしたら最悪だ。
私→上司→太鼓持ち→社長という承認ルートで、
太鼓持ちが「仕事」を頑張るのである。

私が取引先と握って、OKをもらった契約書
(それもどうでもいい契約書)
これを修正してきた。
正直どっちでもいい修正だ。

その修正を私が相手に伝えて、
相手もまた社内の承認を取るのだ。
面倒くさいことこの上ない。

あまりに腹が立ったので、
直接相手とやってくれ。
と投げ返してやった。
太鼓持ちは嫌々対応して、
依頼の仕方が悪いとケチをつけてきたが、
そこで揉めるほど私も若くはない。

ハイすんません。

と言って流した。

まあこれも茶番だなと思う。
茶番だ。
加藤ひろゆき先生も、勤め人時代同じような感想を持ったらしい。
私はずっと同じことをやっている。

私には才能がないので仕方のないことだが、
やっと私も40代も半ばになって、
茶番が嫌になってきた。

しかし転職サイトを見ても、
年収が半減、1/3になる仕事ばかりである。

世の中の人はこの年収で不動産も持たずに生きているのか。
と、愕然とする。

定年までダラダラ引っ張る程度の軽い気持ちでいくしかない。
太鼓持ちもおそらく今のオーナーが老衰するまで頑張るしかない。
太鼓持ちは転職したら年収は四分の一だろう。
私は太鼓よりも低いから三分の一だ。

そう考えると私も太鼓マンも運命共同体だ。
茶番の下っ端俳優同士でいがみ合ってもしょうがない。
仲良くする必要はないが、けんかをする必要もない。

勤め人はダラダラやっておけばいいのである。
所詮無責任なのだ。

必死になるべきは俺のビジネス、家族だ。

やっていこう。

をはり


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