勤め先はホワイト企業であるが、
基本的に大手企業をドロップアウトした人が入社する。
私も御多分に漏れずそのクチである。
そうなると当然一流の人材は少ない。
全員二流だと倒産するから、
当然トップたる社長の人格は一級品だ。
しかしだな、
私を含めてホワイト企業の一般兵は二級品が多い。
というか二級品しかいない。
独裁国家からの移民(難民)でない限りは、
移民が優秀でないのと同じだ。
優秀な人材は祖国が好待遇で囲い込む。
囲い込まれない二級品が移民となるのだ。
労働者も同じ。
優秀な人材は組織に大事に育てられるので、
転職市場には出ない。
そうなると、何が起きるか?
二級品がホワイト企業に入って出世すると、
一般兵が苦労するのである。
私は自分が二級品であることを自覚しているが、
二級品がホワイト企業に入って、他人に指示を出す立場になると、
ブラック化する。
そもそも大事にされてこなかった人間が上に立つと、
下の人間に辛く当たる。
私の勤め先の社長は一級品であるが、
社員は二級品なので、
二級品を上席に据えると、二級品が上席に座った部署だけ局地的なブラック企業になる。
なるほどなと。
いままでこの上司から指示を貰って多数の案件処理をする経験がなかったのだが、
他の仕事を超スピードで終わらせて早く帰宅していたら、
暇だと思われたのか
二級品上司の仕事を受けるようになった。
それがひどい有様である。
年収でいうと800万円の勤め人ができる仕事を
年収でいうと1300万円の勤め人に担当させている
それだけならまだ良い。
その1,300万円の勤め人を疲弊させて退職勧奨したりしているのである。
その結果何が起きるかというと、
運用ファンドのパフォーマンスが低下するのだ。
ひでえ話である。
ひでえ話だが、私は投資家でもないし、
運用責任者でもないから、
知らん。
低いパフォーマンスを正当化するのは
トップの営業力という笑えない状態である。
多分投資家側の担当者もアホなのだ。
投資化側も納税者であったり、一般株主で
この茶番など知る由もない。
茶番だらけの世界である。
とはいえ、
世界は茶番だらけなのは、もう知っている。
自分が見える茶番だけにキレても意味がない。
せめて自分がコントロールできる世界だけは、
美しくしておきたいものである。
をはり