サイトアイコン サラリーマンと不動産投資

2024年10月29日(火)

今日は出張で前乗り。
別にリモート会議でもいいとは思うものの、
重要な局面なので現地入りした。

デスクワークが詰まっているので
オフィスで片付けたいのだが、
そうもいかない。

会議で「手が空いている人はSAT」と、
名指しで言われるという恥辱プレイをされて、
ヘラヘラ笑っていたのだが、
「コイツ殺す。」
と、思っていたのは言うまでもない。

この上司は外部でも同じようなことをしているんじゃないかと心配になる。
こういう「ヘイト」が溜まって会社の信用が失われるのだと思う。
まあ俺は株主でも役員でもないから関係ないが。

会社でパワハラする人は、自宅でも絶対にする。
家族がかわいそうである。

さて、生活保護世帯を入居させるのだが、
保証会社が通らないという。
そもそも区から金が入ってくるのだから、
保証会社を入れる必要があるのかと思うのだが、
確かに入居中に生活保護から脱出して働き出して、
そのまま滞納という可能性もないわけではない。

仕方ない。
待つしかない。

同でもいい話だが

銀行員と働くことが多いのだが、
銀行と金貸しの違いが分からない銀行員が多い。
バンクとノンバンクの違いである。

バンクは預金を集めてそれを貸しているわけではない。
市場から調達して貸しているというのも実は違う。
当然資金が足りなければ短期金融市場で調達するだろうが、
原則としては現金がなくても金を貸せるのがバンクである。
現金が存在しないとカネが貸せないのがノンバンクである。

バンクは別に1億円貸すときに1億円の現金が要らないのだ。
街金であれば、1億貸すなら、1億を金主から借りてこないといかん。
現金がないのにカネを貸せるのだ。
貸せるというか銀行はカネをゼロから経済に供給できる。
流通する現金を増やすことができるのだ。

しかし、バンクの場合は
1億円の金銭消費貸借契約書を受け入れて、
自分の銀行の通帳に1億円と印字するだけでOKだ。
現金が存在しなくてもいいのである。

BSには、借方に「貸付金」1億円
貸方に「預金」1億円と乗っかる。
バランスシートが1億円ずつ拡大したのだ。

1億円借りたら、債務者はその1億円を取引先に振り込む。
この瞬間、日本経済全体のBSが1億円膨らんだ。
無からカネを創出できるのがバンクである。

だからバンクは公器なのだ。
赤字が無尽蔵に許されるのであれば、
バンクは論理的に倒産しない。

だからバンクは固いのである。硬い、堅いのである。
それがベンチャー融資だの劣後債だの、
かなりのリスクマネーを供給している。
まあ、利益の範囲で損をしたいのなら構わんが、
銀行がリスクを取れとか、地域の責任をとか言うのは違和感がある。
バンクはガチガチでいいのである。

この信用創造のポテンシャルはすさまじい。
実際バブル経済は政府の信用創造(国債発行)なしで、
民間の信用創造だけで膨らんだのである。

私は専門家ではないので間違っているかもしれないが、
そんなわけで銀行マンにはプライドを持って働いて欲しいが、
所詮上司の言いなりなので、無心でやっていいと思う。

私も無心でやる。給料がわりに合う間はね。

をはり

モバイルバージョンを終了