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2024年10月23日(水)

家計の債務額が年収を超えたらしい。
とはいえ、
年収600万円の世帯で、平均600万円以上の債務があって、
そのほとんどが住宅ローンとか。

その程度らしい。

日本経済新聞2024年10月21日の記事

とはいえである。
返済負担は少なくしておくべきだ。
特に超長期のローンは何があるか分からない。

働けなることもあるし、
死ねれば団体信用生命保険もあるが、
病気だとダメだ。

ローンは確実だが、家賃は不確実なのだ。

私が住宅ローンを組んだ時は年収400万円に対して、
諸費用込みの住宅ローン2,900万円を組んだ。
年収の7倍である。
返済額は月88,000円。
管理費修繕積立金、固定資産税等を含めたら毎月12万円程度の総支出になった。
月収は25万ソコソコだった気がするのだが(手取り)
半分が住居費に消えていたのだ。

今思うとこれは危ない投資だったが、
今となってみれば、
残債は1,600万円に減って、物件価格は4,500万円に増えている。

とはいえ、それは結果論である。
危ない投資だったのは間違いない。

東京で玉砕して、実家に帰る羽目になっていたかもしれん。
その時はまだ不動産価格は明確に下落していたし、
売っても残債が残る状態で田舎に帰って破産。
そんなシナリオもありえなかったわけではない。

東京在住のパワーカップル()では
年収の何倍もの債務を背負っているのではないかと思う。

今後不動産価格が上がるのか?
下がるのか?
そんなことは誰にも分からない。
確実なことは借金は毎月確実に口座から引き落としされ、
引落できなくなったら担保処分、残債を回収されるということだ。

結婚生活が維持できるのか?
勤め先が倒産しないのか?
給与が下がらないのか?
健康が維持できるのか?

不確実な未来と確実な返済。
私はたまたまラッキーだったのだが。
くれぐれも借入は少な目にした方が良い。
新築よりは中古の割安な住宅を選んだ方が良い。
安ければ安いほど、
借入が少なければ少ないほど、GOODだ。

自民党が選挙で負けても、
連立政権になっておそらく主要な政策は維持されるのは間違いない。
財務省が徹底して徴税強化、支出削減を維持する。

人口は、減るし、GDPも伸びないだろう。
やはり!
不動産価格は「上がらない」ことを前提に
自分の財務を組み立てた方が良いことは間違いなさそうだ。

SAT家の財務はどうか?
妻に借金はない。
義父・義母が1世代を費やして全額完済した。
世代を超えて承継する財産は尊い。
羨ましいとは思わないが、いいものだ。

よってSAT家の債務=私及びSAT法人の債務である。
総負債は88百万円だ。

SAT家の売上は約50百万円だ。
所得になると28百万円程。

所得の約3倍強の債務がある。
不動産投資家にしては私も債務が少ない方だ。
それよりもさらに、
日本人の平均値は低い。

売上ベースでみれば、私も2倍以下だ。
やはり年収程度の借入総額に抑えた方が良い。
何があるかは人生分からない。
手堅く運営したいものだ。

をはり

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