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2024年11月10日(日)

「引き寄せの法則」というヤツがある。
人は望んだものを「引き寄せる」という法則だ。
LAW OF ATTRACTION 誘致のルール、みたいな英語の日本語訳だろう。

私も一通り読んでいる。
浅い解釈をしてしまうと、
努力不要論の言い訳に使われてしまう、このルールだが、
実際は単に、現実をそのままに解釈しているだけの話である。

望んだとおりの人生になるという、
当たり前のことなのだ。

私は妻と結婚することを望んだし、
妻も私と結婚することを望んだので、
結婚した。

私が勤め先で働くことを望んだし、
勤め先も私を労働者として働かせることを望んだから、
就職した。

まず、動機がある。
動機があって、○○したい!という「引き寄せ」の欲求があり、
その動機に基づいて「行動」し、その結果が現実化する。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」
これも当たり前の話だ。
ただ、望んだだけでは何も起きない。
望み、行動するから結果が変わってくるのである。

この動機を強化するために、聖丁がよく言う、
「日記を書く」という行為が重要になる。
常に動機、目標を意識することによって、
日々の行動をあるべき姿に修正していく。
その結果、実現する。

私も52歳で不動産収入800万円でリタイアするという計画を
27歳の時に作成した。
思い出してみると、52歳迄年収500万円で、ひたすら現金で
ワンルームを買い続けるという、今思うとクレイジーなプランだった。
今も覚えているということは、
当時、相当意識していたのだと思う。
毎月、進捗を確認して、
「今月は20万円早くなった。」とか考えていた。
結局、勤め人の年収が800万円に増えて、
家賃収入が月30万円を上回ったところで、
「あれ、もう数年でクリアできるじゃん!」
そうなったところで、私の目標管理は失われた。

もうやめてしまったのである。
そこからの人生は惰性である。
何か明確な指針があったということもない。

ただ、生きていただけだ。
その間に、妻は二人目、三人目の子供を望んでその通りの結果を「引き寄せた」
「こんな確定申告をしていたら税務長が来るだろうな」と思っていたので、
思った通り、
税務署は私の申告を不審に思い、調査を行った。

私は単純に不動産を買い進めた。
後はブログに書けない色々なことはあったのだが、
明確な指針がない状態の私は、
周囲の引き寄せの法則に「引っ張られる」だけの人生だったように思う。
まあ、それでいいと言えばいいのであるが。

プランがない人間は他人のプランに組み込まれていいように使われるのである。

勤め人を卒業した皆様は、
すべからく「勤め人をやめたい」と言う動機を発動している。
その欲求を実現すべく周囲を全て動かしたのである。

Wifiは空気中を情報が飛んで、様々なデバイスに移動する。
人間の「意思」というヤツもエネルギーとして放出されたり、
受け取られたりしているのだと思う。
科学的に解明されていないからと言って、存在しないということはない。

300年前は、内臓の働きさえ、謎だったのである。
今、説明できないことを全て非科学的と言って排除するのは、
あまり賢い方法ではない。
実感としてあると思われる、と合理的に推測できるものは、
ある前提で考えた方が良い。

人間が、単なる細胞の集合体で、意思が存在しないとすると、
今自分が目にして、感じていることが何なのだ?
ということになる。
まあ、その解明は後世の天才にお願いするとして、
引き寄せの法則と言うのは「確かにある」「一理ある」
程度に思っておいたが良い。

私の好きな言葉だが、
プランがない人間は他人のプランに振り回されるだけの人生になる。
と言うことだ。
私も女性にモテた時期があったのだが、
全員にいい顔をしようとする。
全員対応しようとすると、怒られる。
刃物を持ち出されたこともある。

結局、全員同時に別れるという自分のプランを発動するまで、
ゴチャゴチャした人間関係が続いてしまうのである。

他人のプランに従う最たるものは、
「勤め人」だ。
自分にプランがないから、
他人に使われるしか選択肢がないのである。

私にも次のプランが必要だ。
リフォーム業か、宅建業か、金貸しか、コンサルか、大家一本か。
フラフラしているから、ダラダラと勤め人を続けているのである。

ただ、ここまで割のいい稼ぎ方は他にないので、
なかなか抜け出せない。
割に合う間は続けて良い。
どんなに長くてもあと15年、2/3は終わっている。

働きながら、貸家を年1,2戸ずつ増やしていくのも、良い作戦ではある。
取りとめのない話である。

をはり

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