次男の交通事故
弁護士から受任通知が届いた。
恵比寿の事務所で、ウェブサイトもない弁護士だ。
どうやって商売するんだこのインターネット社会で。
それはいいとして、
当方自転車 VS 先方四輪自動車で
信号機のない住宅街の見通しの悪い交差点。
当方一時停止違反。
ここは認める。
しかし過失割合 当方8割 VS 先方2割を主張してきた。
調べてみると、
確かに自動車 VS 自動車ではその過失割合でよさそうだ。
しかし当方自転車であり、
住宅街である。
当然ジジババ、おばさん、子供が走り回っている住宅街だ。
交差点への侵入は慎重であるべきだ。
さらに事故後速やかに警察に連絡せず、わざわざ自宅まで来て、
妻を呼び出し、
妻から指摘を受けて
やっと警察に連絡したというのも
厳密にいうと道路交通法違反ではないだろうか？
それはドライブレコーダーに記録されている客観的事実だ。
訴訟外で和解するにしても動画は開示してほしい。
さらにだな。
自転車は構造上最初に当たるのは「タイヤ」である。
タイヤ・泥除け・ハンドルの3か所が当たることもあるだろうが、
最初に当たるのはゴムのタイヤなのだ。
3か所のキズはどれも擦り傷程度だが、
3か所のキズの位置はすべて同じ高さにあるため、
1つは絶対にこの事故によるキズではないことになる。
さらに相手は板金修理費用12万円×3か所×消費税で396,000円と主張するが、
せいぜい5万でできる修理だと思う。
以上から、10万円の損害は認める。
過失割合は 当方４、先方６である。
よって10万円のうち4万円は支払う。
しかし、当方も自転車が大破している。
自転車は3万円だ。
先方はこのうち6割の過失があるので18,000円を請求する。
4万円ー1.8万円、2.2万円を払うという和解案を提示だ。
結局訴訟で白黒つけるしかない。
相手は保険会社の代理人弁護士である。
敵の代理人の提示する案を飲むことはできん。
訴訟でいいよ。
と、言ったら、あからさまにキレてきた。
「息子さんを法廷に呼ぶことになりますよ？」
と、言ってきた。
私は法律家崩れなので、
「子供にとっても事故を起こして訴訟される、法廷に立つ経験はいい経験になります」
と、返したら、
「そんな経験を教える前に自転車の乗り方を教えてくださいよ！」
と、キレてきたのだ。
ほほう。
それは認める。
今後、彼に自転車に乗ることは禁じた。
その点は反省する。
しかし、それと過失割合、損害賠償は別問題である。
大いに戦おう。
別冊判例タイムズを購入（6,600円）勉強だ。
大人の勉強である。
「息子を法廷に呼ぶことに何の問題があるのだろうか？」
そもそも日本は法治国家であり、
私人間の紛争解決は自力救済によらず、
裁判で解決するのがルールだ。
そのルールを実体験を伴わせて教えることを
あたかも脅しのように言うのはどうなのだろうか？
先生、あなた弁護士でしょう？って感じだ。
そもそも刑事で被告人として出廷するわけではなく、
民事である。
保険会社ってやつは「払う側」になると、
「訴訟でもなんでもやってください」
と、言って開き直るくせに、
「回収する側」になると任意で不当に高額の請求をする傾向にある。
イーデザイン損保は三菱系（東京海上）らしいが、
三菱なら堂々と国家と共に歩んだらよろしい。
国家権力の１つ司法権の元、正々堂々
勝負だ！
【今日の勤め人】
〇残務処理ばっかり
〇名刺整理
【俺の商売】
〇物件検索
何もない1日だが、7時に出社。