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2023年12月21日(木)

勤め先は複数のファンドを運営している。
もうこの業界も10年以上いるので、
同種同業で独立するという考えもないわけではない。

実際退職者が同業他社で役員的に出世?
して転職しているケースも、あるにはある。

しかしだな。

勤め先と異なる強みを
出せる自信は私にはない。

どうせ自分でビジネスをやるのであれば、
「パラドックス」つまり「逆説的な何か」を組み込まねばならない。
真似をしてくるプレイヤーに対するネズミ返しというやつだ。
矛盾というか逆説をビジネスモデルに内包しないといけないのだ。

それを見つけないままに「とりあえずラーメン屋」を初めてしまうと
労働力の切り売りみたいな消耗戦に巻き込まれてしまう。

その意味では、
私の勤め先は大いに逆説をビジネスモデルに組み込んでいる。

自分の勤め先の強みをばらしても意味がないからオシエナイが、
オシエナイも何も、私も真似できない。
これは無理である。
属人的能力を要するので真似は不可能だ。
実際大手金融機関や、異業種から、勤め先のビジネスに参入してくるのだが、
死屍累々である。
「全然儲からんこんなくそ商売!」
と、言ってやめていく。

最近地方・ボロ戸建て・DIYが流行っている。
参入障壁はDIYであり、地方である。
都会の資金力がある勤め人が地方ボロ戸建をやろうとしても、
DIYはできないし、不動産賃貸・物件管理チームが構築できずに撤退させられる。
しかし、優秀な若手が地方に流れてそれぞれのエリアで活動しており、
徐々に逆説や矛盾を突破して市民権を得つつある投資になっている。

こうなってくると、
逆に彼らが敬遠している、東京近隣で戸建賃貸大家をやっている
私としては有利である。
別に高いと言っても1件1,000万円以下である。
高給勤め人をやらなくても、公庫、トラストで適度に融資を引いて、
適度なレバレッジをかければ、現金DIY並みの収益性は出せるわけだ。

とはいえ、最初の種銭を貯めることが最も困難を極める。
ここがネックとなって、東京近隣では競合はさほど増えていない。
多分今後も超都心以外あれば細々と物件を増やしながら
拡大が続けれられると思うのだ。

勤め人卒業はかなり先になりそうだが、
その時は貸金業をやる。
それも担保付がメインだ。
ハッキリ言って貸金業は終わっている業界だ。
改正貸金業法によって終わった業界なのだが、
これは間違いだ。
やり方次第なのだ。

まあそれは10年後の話になる。

とりあえず、今は勤め人をやりながらコツコツ貸家を買うのみ。

【今日の勤め人】
〇 H県案件2件書類手直し
〇 N県売却準備
〇 K県ウェブ会議
〇 H案件Mtg

【俺の商売】
〇 結局移転登記は外注
〇 特になし

をはり

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