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銀行取引なしで14棟16室まで来た話

聖丁の白熱教室、ダイコク様編

聖丁の白熱教室サブスクはいいぞ。
1,980円で聞き放題だ。
こんなものは10,000円でも買いだ。

さて、ダイコク様編を聴いた。
融資を受けて拡大する戦略について語って頂いたこの白熱教室だが、
https://note.com/fistofphoenix

ダイコク様がそれほど雄弁家ではないのもあって、
聖丁の「俺の戦略はこうだった」
と、コメントが入るのが面白い。

聖丁もインフルエンサー()収入がなければ銀行融資を受ける戦略を取っていた。
というのは分かる気がする。

私も、勤め人の収入がここまで拡大するとは思っていなかったし、
まさか妻が実家の収益物件を単独で全部相続するとは思っていなかった。

それがなければ必死で銀行開拓をしていた可能性が高い。

私の目標CFは月100万だったが、
今は不動産だけで私が70万、妻が80万程、合計月150万円ある。

勤め人でも同程度あるかどうかは知らんが、
当初目標のCF月100万円は、
28歳の頃に立てた目標。

それは「勤め人」+「不動産」で目標にしていた金額だ。
それも達成できるのは55歳という目標だったが、
42歳で実現させてしまった。

となるとだな、
目標である、月CF100万円をだな、
不動産「だけ」で達成してしまっているわけで、
あまつさえ、勤め人を卒業しても一向に構わんのである。

©刃牙 板垣恵介先生

借金の額を競ったり、
家賃総額を競ったり、
部屋数を競うのは馬鹿げている。

本能の奴隷である。

ナンパ師が何百人という女性と関係を持ったと自慢するようなもので、
そこに愛はあるんか?
って話、いや、意味があるんか?

という話だ。

ダイコクさんも言っていたが、
まず『何のために、いつまでに幾ら欲しいのか?
その手段としてどうするのか?』

まさに「パーン」と膝を打った。

ここが大事で、
私は単に月100万円が安定的に欲しかった。
そして、その手段が単に「大家業」だっただけの話である。

別に株でもよかったし、
インフルエンサーでもよかった。
なんなら勤め人を卒業したいというのも、
他の投資家と比較し、
他者の目を気にして目指していただけだったのかもしれん。

『規模の追求』が目的ならそれでもいいのだろうが、
私はメガ大家になりたかったのではない。
月100万円のCFが欲しかっただけなのだ。

目標を見失うと、
延々と「他者との勝負」の螺旋階段を上り続けることになる。
最期には三菱地所やら三井不動産、
ドナルド・トランプと勝負しなければならなくなるだろう。

家賃〇億円というが、所詮、売上である。
売上数億という中小企業は世に腐るほどあるのだ。

手段が目的化してしまっている。

勤め人というクダラナイ人間関係を抜け出したのに、
大家業界という人間関係でまた競争するのか????
馬鹿じゃないか。
いや、そもそも私は勤め人を卒業したいわけでもなかったな。

手段を目的化してはいかんのだ。

ここから今、銀行と付き合う意味があるのか???

そう考えると、今から銀行と付き合って、
多額の借金をする意味があるのか?
と、疑問を感じる。

既に月100万円のCFがあるわけだし、
このまま勤め人を続ける意思もある。
そうなると、今までのように公庫からリフォーム費用を引きながら、
自己資金で再建築不可物件でも買っていけば、
5億10億には勝手に増えていくのである。

多額の借入を頭を下げて借りる必要もない。

そもそも、私は借金取りを長年やってきたのだが、
その借金の大元(おおもと)は銀行の融資だ。
その融資姿勢と、回収姿勢を債務者から聞いてみると、
債務者から銀行に対する「恨みの念」を感じる。

ここまで恨みの念を引き起こすビジネスというのは
いいものではないだろう。

銀行員がストレスフルで、
寿命も短いのは公然の秘密だ。

私はそもそも銀行が嫌いなのだ。

聖丁も親父さんが金融系だというし、
私も親父がJAで金融的なことをやっていたのだが、

当時の父親は確かにイラついていた。
金融業界の勤め人というのは、辛い仕事である。

それもあって、銀行とどっぷりの関係になるのは忌避感があることは否めない。
むしろ、担保評価だけでドライに貸すノンバンクの方が好きだ。
金利は高いが、決算書を出せとすら言わないし、
繰り上げ返済しても「あ、そうですか」と手数料を取って終わりだ。
私はそっちの方が好きだ。
ドライな関係だが、お互いメリットがあって、
混みいった話はしないが、双方の動きを見て
「コイツいいヤツだな」とお互い思えるような関係性だ。

対戦ゲームで、会話がなくても
「コイツ!やる!」
と思うあの関係性だ。

銀行員は個人としての好き嫌いを超えて、
「嫌々ながら」金持ちと仲良くするような
ベトベトした人間関係がある。
歓送迎会も、好きでもない相手でも笑顔で参加したり、
ゴルフをやったり、
まあ、気持ち悪いんだ。

まあ、親父をイジメて早期退職に追い込んだJAという組織が嫌いなので、
穿(うが)った見方をしているのもある。

個々の銀行員は1人1人は良い人もいるのだろうが、
組織としての銀行というのは決して好きにはなれない。

それもあって、金融機関から足が遠のいているというのも、ある。

16室の月70万CF(私、単体)で十分ではないか

そうだ。
私は銀行との取引をすることなくここまで来た。
目標を達成したのだ。

MUFJ銀行と関西みらい銀行からは借りているが、
これは事業性ではなく、住宅ローンとノンバンク保証のついたローンなので、除外する。
(ご都合主義ですまんが)

という訳で銀行取引は無理に急がないことにしたのである。

私の夢は既にかなったのだから。








と、思っていたらですよ。

妻の目標は、相続した土地に建つ建物の建て替え

妻の夢があるではないか????

妻の夢は爺さんが創業した事業の形見であり、
彼女の父と母から受け継いだ、
ビルの建て替えであるという。

泣かせる話じゃないか!!!!!

奇しくも私の次の目標である、
「SAT家としての永続的な繁栄の礎(いしづえ)となる。」

という究極目標におおいに合致する。

そうなのだ。
初代SATの青雲の志である「月100万CF」の目標は、
次の壮年の志「SAT家としての永続的繁栄」という目標に昇華したのだ。

そうなると、だ。

私が銀行取引をしなければならない理由が復活してしまう。
妻の実家の土地をざっと計算しても10階建以上のビルが建つ。
この規模のビルを建て替えするとしたら、

残念なお知らせである。

月100万、200万のCFの蓄積では足りないのだ。
銀行融資が必要になる。
私のショボい目標ではなく、
妻の夢(建て替え)、私の夢(SAT家としての永続・繁栄)を叶えるためである。

やるしかない。
このミッションは拒否できない。

このミッションの為なら勤め人も続けられる。
銀行にも頭を下げることができる。

頑張ろう。

つづく

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