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知的なレベルの話

キングコングの西野さんが、Voicyを始めたようです。
私も数回聴かせて頂きましたが、
あまり面白くありません。

著名人なので、
西野さんはVoicyのランキングは上位に居ますが、
サウザー師匠の方が圧倒的に面白いです。

でも西野さんが面白いとか、
影響力があるということを本気で思っている人も
沢山いるわけで、この差は一体何なんだという話です。

さて、知性と言うものはライオンと猫くらいの
力の差があったとしても、
見た目(外見)では全く分からないものです。

恐らく私が見て⇒感じて⇒言語化する
というプロセスを経て産み出される情報は、
サウザー師匠のそれ(情報発信)とは大きな差があるのであります。

そそこに価値の差が産まれ、
商品になる(サウザー師匠の発信)
商品にならない(私の発信)と区別されていくのです。

同様

知的水準が低い人に対して、
知的水準が高い人が解決策を提供すると、
全く解決策として機能しないのだ。
という話をサウザー師匠がしていました。
(占い師さんの白熱教室の宣伝だったと思います)

「金持ちになって豊かに暮らしたい。
という言葉を理解することができても、
具体的にどのように動いたらいいのか分からない人は、
実はかなりの数存在します。
私も決してそれほど頭は良い方ではありません。
大体会社の中で話をしていても私の知的水準は低い気がしています。

しかし、それでも一流大学と呼ばれる大学を卒業しているので、
平均からすると私の知的水準は相応に高いはずです。
偏差値というデータは信用できる尺度です。
さらに私がある程度カネを稼いでいる高所得者層に分類されているわけですから、私の知的水準は少なくとも上位10%程度には位置しているものと思います。

そこで気づいたのですが、
世の中の人は相当知的水準が低いので、
私の話していることは実は全く伝わっていないのではないか?
という問題です。

知的水準が著しく劣る人に対して、
知的水準が高い人が提供するソリューションが機能しないことがあります。

例えば、サウザー師匠が「ホワイト企業で労働力を温存して商品を作れ」
と言っても、それを聞いた方は
よりブラックな企業にいってしまったり、
ネットワークビジネスに近いことを初めて損をすることもあります。
転職するべきかどうか迷う人もいます。

むしろイケハヤ尊師のように、仮想通貨もってないの?儲かるよ?
サラリーマンなんかやめてブログ書けば儲かるよ?

というプランの方に人が殺到するわけです。

つまり何を言いたいかいと言うと、
キングコングの西野さんの客は、知的水準が低い人で、
彼のオンラインサロンに入って、自分のプライドを高めて、
金を払うような人なんだということです。

そして社会ではそれらの人々が多数派なのであって、
西野さんはそんな人たちに響くような波長を発しているのだということですね。

「人の知的水準は自分が思っているよりも相当大きな差がある」

ということですね。


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